平成12年国家公安委員会への報告事項等


国家公安委員会における警察庁からの報告事項の要旨は次のとおりであり、それぞれの事項について審議が行われました。 
平成12年10月5日(木)10:00~12:05
(1)警察庁幹部候補職員(国家公務員1種及び2種)の採用内定について
平成13年度採用者(警察官1種15人、通信職員1種4人、科学警察研究所職員1種2人、警察官2種9人)を内定した。

(2)平成12年度補正予算要望の概要について
今回の補正予算の要望においては、ハイテク犯罪の増加、国民に身近な環境犯罪やストーカー事案等に警察が適切に対処するため、IT革命の推進、環境対策、都市基盤整備及び災害対策に必要な予算435億円を要望することとした。

(3)国会情勢について
9月28日(木)及び29日(金)の衆議院及び参議院の予算委員会の審議状況について報告を受けた。

(4)会津小鉄会の指定暴力団としての指定に係る損害賠償請求訴訟について
五代目会津小鉄会の元代表者が、指定暴力団としての指定により結社の自由を制限されたなどとして、国等を被告として提起していた損害賠償請求訴訟の決定が9月22日にあり、最高裁判所第二小法廷は、上告人の主張を棄却した原審の判断は是認でき、上告人の主張は上告事由に該当しない旨の決定を下した。

(5)安全運転支援システムの研究開発状況について
ITSの一つとして、交通事故を防止するため、車載装置を介しての音声又はモニター表示などにより、他の車両や歩行者の存在などの注意警戒情報を提供する「安全運転支援システム」を研究・開発中であるが、この度、(社)新交通管理システム協会により、実証実験が行われる。

(6)「公賓」朱 鎔基 中華人民共和国国務院総理来日に伴う静穏保持法に基づく地域指定に関する協議について
「公賓」朱 鎔基 中華人民共和国国務院総理は、日中首脳会談等のため10月12日(木)来日する予定である。
これに伴い、外務大臣から国家公安委員会に対し、12日から17日までの間、東京国際空港等の周辺地域を静穏保持法に基づく規制地域に指定したい旨の協議があり、本日、これに同意した。

(7)「10.8成田闘争」をめぐる動向と警察措置について
10月8日(日)、成田市内において「全国総決起集会」を開催、その後デモが予定されている。
千葉県警察をはじめとする関係都道府県警察では、不法行為に備えて、厳重な警戒措置を講ずることとしている。

(8)新たな手口による集団密航事件について
警視庁は、我が国への入国目的を商用と偽ることにより、短期滞在査証の発給を受けさせ、不法就労目的の中国人3人を不正入国させた会社役員を9月13日、出入国管理及び難民認定法違反等で逮捕した。

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