平成12年国家公安委員会への報告事項等


国家公安委員会における警察庁からの報告事項の要旨は次のとおりであり、それぞれの事項について審議が行われました。 
平成12年11月9日(木)10:00~12:00
(1)平成12年度補正予算(案)の概要について
今回の補正予算(案)においては、経済対策として情報通信技術(IT)対策経費や環境対策経費、都市基盤整備対策経費、教育・青少年・科学技術等対策経費、防災対策経費といった第一線現場の活動強化を中心に治安基盤の整備、拡充に必要な経費253億円余を予算計上することとした。

(2)国会情勢について
11月2日以降の参議院本会議及び各種委員会の審議状況について報告を受けた。

(3)第69回ICPO総会の開催結果について
10月30日から11月3日までの5日間、ギリシャ共和国において、139か国(領域)・10国際機関が参加して、第69回ICPO(国際刑事警察機構)総会が開催された。
同総会では、兼元総裁の退任に伴い、第16代総裁にスペイン国家警察刑事局長エスピガレス・ミラ氏が選出された。

(4)ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則等の制定について
ストーカー行為等の規制等に関する法律が、11月24日から施行されることから、同法施行規則を制定して、
○ 警告の申出等の手続
○ 警告、禁止命令等及び仮の命令実施方法
等について定めるとともに、同法の規定に基づく意見の聴取の実施に関する規則を制定し、
○ 意見の聴取の実施方法
について定めるものである。

(5)銃器犯罪根絶の集い・大阪大会の開催について
11月25日、銃器犯罪の根絶と違法銃器の排除を広く国民に呼びかけるため、警察庁と大阪府銃器対策推進本部の共催により、銃器犯罪根絶の集いを開催する。この集いは、本年度の大阪大会で6回目の開催となる。

(6)タイ王国での児童ポルノビデオ製造等事件について
11月7日、神奈川県警察は、タイ王国において16歳の少女等の裸体をビデオ撮影して児童ポルノを製造するなどしたビデオ制作販売会社の社長ら7人を児童買春・児童ポルノ法違反で逮捕した。日本国民による国外犯の検挙は、昨年11月の同法施行後初めてである。

(7)中国ルートによる大量覚せい剤輸入事件について
神奈川・千葉県警察の合同捜査本部は、税関と協力して、コンテナを利用した覚せい剤輸入事件でコントロールド・デリバリーを実施し、荷受け人の会社役員を覚せい剤取締法違反で逮捕するとともに、覚せい剤約250キログラムを押収した。

(8)運転免許管理技術移転セミナーの実施について
11月15日(水)から7日間、ブラジル連邦共和国国家交通局長官以下3人を招へいし、我が国の運転免許制度等の技術移転についての情報交換を目的に「運転免許管理技術移転セミナー」を開催する。

(9)天皇皇后両陛下の地方事情御視察に伴う警備について
天皇皇后両陛下は、11月15日(水)から18日(土)までの4日間、地方事情御視察のため、岡山県へ行幸啓になる。
本行幸啓に伴い、岡山県警察を始めとする関係警察では、所要の体制を確立して警備を実施することとしている。

(10)日本赤軍リーダー奥平(重信)房子の逮捕について
大阪府警察は、11月8日、大阪府高槻市内において、日本赤軍リーダー奥平(重信)房子について、「ハーグ事件」により警視庁が発付を得ている逮捕状を緊急執行した。
なお、大阪府警察は、同日夕刻、奥平の身柄を警視庁に護送した。

(11)国の警察機関に対する申請・届出等手続のオンライン化推進計画の策定について
国の警察機関に対する申請・届出等手続のオンライン化を推進することを目的として、「国の警察機関に対する申請・届出等手続のオンライン化推進計画」を策定した。

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