平成12年国家公安委員会への報告事項等


国家公安委員会における警察庁からの報告事項の要旨は次のとおりであり、それぞれの事項について審議が行われました。 
平成12年7月27日(木)10:00~12:30
(1)平成12年度第1四半期監察の実施状況について
本年4月1日に施行された監察に関する規則により、監察の実施状況について四半期ごとに少なくとも1回、国家公安委員会に報告すべきものとされたことから、本日、第1四半期における監察の実施状況について報告を受けた。

(2)平成12年度一般会計公共事業等予備費使用について
7月25日(火)の臨時閣議において平成12年度一般会計公共事業等予備費の使用が決定された。警察庁関係では、緊急防災対策として機動隊潜水訓練槽の整備など12億5,500万円の使用が認められている。

(3)九州・沖縄サミットの結果について
7月21日(金)から23日(日)までの間、沖縄県において開催された首脳会合において、国際犯罪及び薬物問題が議題として取り上げられ、ハイテク犯罪、マネー・ローンダリング、薬物の問題等に対して、G8が今後取るべき方策が話し合われた。

(4)コンビニエンスストアの地域安全活動への参画推進方策について
コンビニエンスストア関係業界団体に対し、自主防犯対策の強化及び少年の健全育成環境の確保に向けた取組みの強化を要請するとともに、警察、防犯協会等と連携した取組みを推進することにより、コンビニエンスストアを地域安全活動の一翼を担うことのできる店舗として確立しようとするものである。

(5)第13回全国警察少年柔道・剣道大会の開催について
全国警察少年柔道・剣道大会は、少年の健全な育成に資することを目的として、昭和63年から開催されており、本年は、8月3日(木)、警視庁武道館において、小・中学生が参加して開催される。

(6)実母による長女に対する薬物使用殺人未遂事件について
奈良県の病院において、実母が入院中の長女に、薬物を混入したお茶等を飲ませ、殺害しようとした事件で、奈良県警察は、7月16日、実母(43歳)を殺人未遂で逮捕した。

(7)道路交通法施行規則の一部を改正する総理府令案について
規制緩和推進3か年計画を受け、運転免許証の更新手続の簡素化を図り、また、道路使用許可申請における申請者の負担軽減を図るため、運転免許証更新申請書等の写真添付の省略等に関し、道路交通法施行規則の一部を改正するものである。

(8)平成12年上半期の交通事故発生状況及び道路交通法違反取締状況について
平成12年上半期の交通事故は、発生件数、死者数、負傷者数いずれも増加し、死者数は4,263人(72人増)であった。交通取締総件数は、約565万件で、約73万件(11.4%)減少した。

(9)交通違反等に係る不正抹消登録防止対策について
新潟県警察における不正抹消登録事件の再発を防止するため、警察庁が管理する運転者管理ファイルに係るシステムを一部改め、抹消登録に関するデータを都道府県警察に通報することとし、8月1日から運用開始することとした。
このシステムを活用し、事後チェックを行うことにより、不正な抹消登録の防止を図るものである。

(10)皇太子同妃殿下の「平成12年度全国高等学校総合体育大会」御臨席等に伴う警備について
皇太子同妃殿下は、7月31日(月)から8月1日(火)までの2日間、「平成12年度全国高等学校総合体育大会開会式」への御臨席等のため岐阜県へ行啓になる。
本行啓に伴い、岐阜県警察を始めとする関係警察では、所要の体制を確立して警備を実施する予定である。

(11)九州・沖縄サミットの警備の結果について
第26回主要国首脳会合は、7月21日(金)から23日(日)の3日間、沖縄県の万国津梁館を主会場として、8か国1機関の首脳等が出席して開催され、全日程を滞りなく終了し、各国首脳は離日した。
沖縄県警察は全国からの特別派遣部隊約2万500人を含め約2万2千人の体制で警備を実施した。

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