平成12年国家公安委員会への報告事項等


国家公安委員会における警察庁からの報告事項の要旨は次のとおりであり、それぞれの事項について審議が行われました。 
平成12年8月3日(木)10:00~12:15
(1)国会情勢について
7月28日以降の衆・参両議院本会議及び衆議院予算委員会の審議状況等について報告を受けた。

(2)兵庫県太子町における女性殺人事件をめぐる調査結果について
兵庫県太子町における女性殺人事件をめぐる兵庫県警察の対応について、同県警察が調査した結果及び今後の対策について報告を受けた。

(3)平成12年上半期における少年非行等の概要と凶悪・粗暴な少年事件に対する的確な捜査運営について
本年上半期の少年非行等の情勢は、凶悪犯や粗暴犯の検挙人員が増加するなど、依然として厳しい局面が続いている。
警察庁は、このような情勢に対処するため、本日、各都道府県警察に対して、一層強力に少年犯罪対策を推進するよう指示した。

(4)平成12年上半期の生活経済事犯・銃器・薬物情勢について
生活経済事犯情勢は、増加傾向にあり、特徴としては、コンピュータ・ネットワークを利用した生活経済事犯の急増が挙げられる。
銃器情勢は、銃器発砲事件に伴う一般市民の死傷者や、けん銃使用の強盗事件が増加しており、銃器犯罪の一層の凶悪化が危惧される。
薬物情勢は、覚せい剤の検挙人員が大幅に増加するとともに、押収量も高水準で推移しており、依然として暴力団や外国薬物犯罪組織の薬物犯罪への関与が深い状況が窺われた。

(5)平成12年上半期の犯罪情勢について
本年上半期の刑法犯の認知件数は、111万1,752件で、前年同期と比較して、12万135件(12.1%)の増加となっている。
重要犯罪は、すべての罪種で増加しており、重要窃盗犯では、住宅対象の浸入盗、自動車盗の増加が目立っている。

(6)「交通バリアフリー法」に基づく信号機等に関する基準の試案について
高齢者、身体障害者等の安全を確保するための信号機等の設置の事業に関し、その基準を、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(通称:交通バリアフリー法)に基づき、国家公安委員会規則で定める必要があることから、その試案を公表し、広く国民から意見を募集するものである。

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