国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成21年3月19日(木)8:46~8:57
2 場所 内閣府大臣記者会見室
3 概要 問 昨日、名古屋地裁で闇サイトを使って仲間を募って女性を殺害した事件で死刑判決が出たのですが、それに対する御所感と、ネット上の闇サイトを使った事案ですので、そういう有害情報への対策とか何かお考えがありましたらお願いします。
答 まず、お亡くなりになられた方に心から哀悼の意を表したいと思いますし、その判決については報道でしか知り得ませんが、かなり酷い犯罪ではないかなと思いますし、お母さんの映像を観ていますと、今までいろんな事件があったと思いますけれども、私はお母さんの言っていらっしゃることは非常に説得力のある話ではなかったかなと思います。いずれにいたしましても、私は判決等については、まだまだ考える余地があるのかなという思いをいたしました。お一人だけ確かに自首してきたとしても、それでいいのかというお母さんの談話がありましたけれども、子を持つ親の気持ちということになれば、ああいう談話も致し方のない話なのかなと個人的に思いました。
闇サイト等を考えても、やはり、ああいう形で人を集めて殺人に及ぶなんていうものを、そういうサイトを利用してやるなんてこと自体がとんでもない話でして、私は最近とみに感じるのですけれども、根本的に情報通信の在り方というのを国民の皆さんにしっかりと理解してもらう場所があっていいのではないかなと思います。今、そういう状況の中で、余りにも情報が多くてお一人お一人が自分の判断で、何が正しいのか正しくないのか判断しきれないのではないかという思いがあります。私は総務省にもいたものですから、そんなことも含めて国民の皆さんに、お一人お一人がそういうサイトを考え直す、見直すと言いますか、考える場面を政府でもどこかで作れないかなと、民間企業任せにしていないで、これだけ社会問題化をするのだとすれば、やはり国民運動というところまではいかないにしても、考えていただく場面を何らかの形で作れないかなという思いがあります。これを警察でといっても、なかなかできる話ではないので、警察でやろうということではなくて、何らかの形でそういうことができれば、少しは落ち着いた運用の仕方というのができるのではないかなと思います。それと、そういう情報が氾濫をしているわけですから、それの良い悪いを判断するお一人お一人の知識を高めるというのも一つ必要なのではないかなという思いを昨日の映像を見てつくづく感じました。
問 ミサイルの関連ですが、4日から8日までという事前通告が出ていますけれども、その後、警察としてといいますか、政府としての対応に関してお伺いします。
答 一応、北朝鮮の発表の仕方が今おっしゃられたように4日から8日ということでありますので、その間なるべく遠くに行かないようにという何となくの指示は出ていますが、正確にはこうだという指示は出されておりません。ただ、警察としては、いかなる事態にも対処できるよう万全を期すこととしております。