国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成21年9月18日(金)16:22~17:00

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   勝手な時間、また急遽、時間を繰り上げていただいたりして申し訳ありません。午前中の会見で申し上げましたように、今日、閣議前に官房長官、副長官等との調整を終えまして、それは、公安委員会の終了後、毎週、記者会見を行う。それは、私が出席をする。そして、警察庁長官も陪席をする。もし、私が海外出張等で出席できない時は、公安委員5人のうち、どなたかが記者会見を主催をする。これも、長官が陪席をいたします。私も、公安委員5人の方も記者会見、ご都合の悪いときには、私の許可の下で長官が記者会見をする。これらの記者会見は、原則、カメラ等も録音等も結構、こういう記者会見でお願いしたいと思っています。そういう形で、官房長官や、それから警察庁内部や、それから公安委員の皆さんの了解を頂戴をいたしまして、こんな時間ですが報告をさせていただきます。以上です。

問  長官の陪席の意味合いと言いますか、なぜこういう形になったのか。

答  皆さんが、長官からいろんなことを聞きたいと仰るから。聞きたくないのであれば外しますよ。

問  個別の事案については長官から。

答  長官にその場で聞いてくれればいいじゃないですか、その記者会見の時に。

問  そういうことが出来るんですね。

答  はい、どうぞ。何か都合が悪いんですか。僕は、喜んでくれると思ってるんですがね。

問  つまり委員長は、警察庁長官単独の会見というものは、お認めにはならない。

答  認めになるならないじゃなしに、皆さんもいろいろとおありでしょうから、それはお申し込みになって、長官もいろんなことをご判断なさって、私の所に「やります」というご通知いただいてやるんでしょう。

問  長官が単独でおやりになる場合は。

答  一応、お断りいただきたいと、こういうふうに伝えてございます。 

問  確認になるんですけれども、当然、陪席されるということは、我々は公安委員長にお伺いしたいことと、長官としてお伺いしたいことが別々にあるわけですけれども、当然それは長官としての意見を我々が求める。

答  どうぞ、どうぞ。

問  構わないわけですね。

答  どうぞ、やって下さいよ。

問  そこが、要するに治安に関することなんかは長官に聞きたいと言ったら。

答  どうぞ。何も、公安委員会の委員長に内緒のことがあるわけはないでしょう。今までは、録音も不許可、テレビも不許可だったのが、テレビ付きで録音でどうぞと。長官がテレビ映えする顔かどうか存じ上げませんが、どうぞと言ってるですから、何か皆さんからお叱りをいただくことありますか。

問  そうは仰っても、人間ですので、すぐ隣に大臣がいらっしゃると、なかなか長官も胸襟を開いてお話がいただきにくいのかなというのが人情かと思うんですけれども。

答  警察業務を管理をする公安委員長が側にいて発言できないようなことは、1人で発言してもらうべきではありません。

問  先ほどの確認のような話ではありますけれども、長官単独での説明ということであれば許可を受けて、大臣の。

答  何の説明ですか。

問  長官が単独で、会見なり我々に説明をする場合は、それは許可が。

答  だから、何を説明するんですか。しょっちゅうやってたわけではないでしょう。1週間に一遍、公安委員会の終わった後、やってたんでしょう。それをここへ、横に置いてやる。そこで、お聞きになりたいことはやる。何も僕は、監督しているわけでも監視するわけでもないし、どうぞと。

問  例えば、大きな事件の捜査の。

答  今まではどうしてたんですか。今まで、そういうことはどうしてたんですか。今まで、どんな機会に何回くらいやられておったんですか。そういう単独で、1週間に一遍以外で。やってないんでしょう。違いますか。しょっちゅうやってたのを僕は止めてるわけじゃないですよ。1週間に一遍やってるのをそのまま僕がドンと座って、僕が主催でお願いすると。

問  大臣が御自身がさっき仰ってたんで伺ってるんですけれども、単独でやるような場合は。

答  それは長官のご判断もあるでしょう。長官が「やだ」って言ったらしょうがないでしょう。それで、やる場合は「やりますよ」と断りを入れてくれと言ってるのに、何か皆さん顔色、えらい難しい顔して、怒られないといけないことですか、こんなことが。何を仰ってるんですか一体。

問  ですから、その確認としてですね、そういうケースは。

答  何を確認する。だから、今まで、この半年なら半年、1年なら1年なら、長官はいつ赴任されたの。6月から。皆さん、単独で定例会以外でおやりになったことあるの。

問  ごく最近は、そういうことはないですけれども。

答  ないんでしょう。そういうのが無いのに、何かそれがおかしいとか、どうだとか仰る方がおかしいじゃないか。

問  いや、ご自身が仰ったんで、そういうことがあるとすれば許可を。

答  それは長官のご判断もあるでしょう。事務方の判断もあるでしょう。

問  それは、あくまで臨時と言うことで仰ってるんですね。

答  そういうことです。それは、長官自ら求めるということはないでしょうが、皆さんのご要求はあるんでしょうね、いろいろと。 

問  今まで長官会見は、我々が例えば大きな事件なんかあった時に、考え方なんかを伺うことが多かったんですけれども。

答  大変失礼だけれども、だいたい10分程度で終わってるじゃないですか。しかも、昨日、僕が記者会見をしようと思ったら、想定問答集とか、何で記者会見に想定問答なんて作ってるんだと言ったんですよ。

問  想定以外の質問を。

答  いやいや、それは構わないけれども、そういう記者会見なんてのは何なんだと、僕らからすれば思うわけです。聞きたいことをどうぞと。それはいつでも、聞きたいことをどうぞですから僕は、1週間に一遍。もしそれ以外に会見やれと言うのであれば、僕は時間の許す限りやりますよ。どうぞということですよ。

問  いや、そういう話ではなくて、今までもその場、その場でいろんなことをその場で聞いてきてるんですけれども。

答  10分間で。どうぞお聞きになればいいじゃないですか。何も、10分という時間制限をするつもりもありませんし、どうぞ。

問  その中でですが、いろんな事件があるわけですが、あるいは選挙違反もありますし、例えば発生の捜査一課事件だけではないわけですけれども、例えば選挙違反事件とか例えば贈収賄とかあり得ると思うんですけれども、そういうことでも大臣は出席される。

答  どうぞ、お答えになればいいじゃないですか。僕の前で、何か答えを渋るような長官ですか。

問  いや、そういうことを考えてるんではなくて。

答  国民の皆さんにお聞きいただくことは、何も、公安委員会の長に隠すようなことではないでしょう。

問  大臣は同席されるんですか。

答  同席ではありません。僕の所へ長官が陪席するんです。主催者は2人ではありません。

問  長官会見を1人でやらせない理由というのは。

答  やらせないとは言ってないでしょう。あなた、何を言ってるんですか。根幹を間違えないで下さいよ。僕は理屈こきでも何でもありません。公安委員会の定例会議の報告を長官がずっとやってると仰るから、それは違うだろうと、それは公安委員長の僕が出てやればいいじゃないかと。いろいろ、いろいろ、公安委員長は、国会が忙しいとか何とかでお任せになってたから、やってたと言うから、僕はちゃんと出ますよと申し上げてるわけ。そうしたら皆さんが、言論の何だとか言うから、何のことだと一体それは。それで、どうしても警察庁長官に聞きたいこともあると、僕が具体的に知らないこともあるだろう。それは、長官が陪席すればいいじゃないかと、こう申し上げてるわけです。その変わり、公安委員会の終わった直後にすぐやりますと。2時とか、そんな時間を決めずにやりますと。記者の皆さんには少し、15分か30分、ご迷惑かけるけれども、ご承知おきをいただきたいと、こう言ってるわけでございます。

問  大臣が会見やるのは何も反対する理由は何もないんですが、我々はそれプラス、長官としての。

答  だから、長官が僕の報告以外に何を、この公安委員会のことで報告をするんですか。公安委員会のことは、公安委員会の主催は僕ですから。

問  大臣、公安委員会のことはいいんです。

答  「いいんです」とは何ですか、失礼なあなた。どうしていいんですか。公安委員会の報告で定例会やってるんですよ。間違いてはいけませんよ、そうですね、事務方。公安委員会の報告でやってるんですよ、警察庁長官は。間違いちゃいけません。警察庁長官の国民のためのサービスで記者会見してるんじゃありませんよ、そこのところお間違いになってません。

問  いや、そこは理解してるんです。

答  理解してれば、どうしてそういう話になるんですか。公安委員会の報告はいいんですって言うのは、どういう言い方ですか。

問  そういうやり方になられるのは別に、全く正しい。

答  今までもそうなんですよ。今までもそうだから申し上げてるんですよ。その時に、警察全般のことで具体的に聞きたいことがあるから、警察庁長官、「じゃあ陪席させましょう」こう申し上げてるわけです。

問  国家公安委員会の件で、国務大臣が報告されるのは全く正しいと。

答  いやいや、僕は国家公安委員会の座長だというのは知ってますか。決められてるの、法律で。主催しているのは、警察庁長官じゃありませんよ。長官は説明役ですから、お分かりになります、国家公安委員会で。

問  それについて別に、何も反対するつもりは。

答  いやいや、それが座長の代わりに記者会見をしてると言うから、僕は自分が出ますと申し上げてるわけ。

問  座長の説明は、それはもう是非していただきたいですが、それはそれこそ姿としてあり得ることだと思いますが、そうじゃなくて。

答  だから、長官が他の省庁の次官と同じく定例的に記者会見するのは内閣で禁止ですから、これは仕方がありません。

問  それは、政治主導ということの中で、政治的発言が駄目だという、それは分かります。分かりますが、警察庁長官の発言として、それが政治色を帯びるのかと。

答  今日も午後、次官会議という形で次官が呼ばれた中に警察庁長官も入ってるわけです。だからルールですから、はい。どうして皆さんが、お怒りをされてるのか、僕、さっぱり分からんな。どうして、これだけサービスしてるのに何で怒られるのか。僕、内閣で怒られるよ、逆に。

問  仰るように、カメラが入っていいとか、従前のものより進歩して、大臣のやり方の記者会見方式が良くなった面があって、我々的にも、それは有り難いことです。ただし、

答  いいじゃないですか、警察庁長官、公安委員長の前でちゃんと言うんだから間違いないよ。テクニックも何も無しよ。

問  そうなんですけれども、法律は、国家公安委員長と警察庁というのは別の権限を与えてますので。

答  僕が管理してるんです。公安委員長の下に管理になってます。これは違います。指揮・命令はしません。ここのところ間違えないで下さい。何も、指揮・命令をしているわけでもありません。よその省庁の大臣のように思ってるわけでもありません。しかし、警察と言えども官僚組織ですから、しかも膨大の権限と権力を持ってる組織ですから、政治家が口出さなかったら、政治家が見てなかったら中立であるという保証できますか。そんなことはありません。違います。

問  現行の制度は、国家公安委員長には権限を与えてないわけですよね。

答  じゃあ、何の権限があるんですか、教えて下さい。

問  国家公安委員会として、管理する権限を与えられているんですけれども。

答  そうそう、僕は座長ですから。

問  でも、委員長単独の権限というのはないと思うですけれども。

答  いえ、そんなことはありません。

問  それは、大変、法務大臣をおやりになった委員長には、しっかりしているでしょうが、警察法では、委員長については、委員会の主催、開催であるとか、あるいは外部に向かって、委員会の話し合った内容について代表をするということであります。

答  それでいいんだよ。

問  つまり、警察庁という官庁は他の省庁とは違うんだと、もちろん委員長ご存知でしょうけれども、戦前のいろんな苦い経験もあって、時の政権に恣意的に活用、悪用された。その反省の下に、政治的中立性を強く警察に与えるために、国家公安委員会というのを作って、今の制度は昭和29年に出来ました。国家公安委員会は内閣府の外局でありますし、内閣総理大臣の所轄下、所轄の下に置かれると、これは他の省庁と違って大臣から直接、指揮・監督を受けるところではない。そういう外局の国家公安委員会が警察を管理してるんだと、つまり二重の意味で政治的に中立を保ってる。確かに、委員長がご指摘のように、これまで昭和29年から恣意的ではなかったかと問われると、それはいろんなことがあったでしょう。しかしながら、今の法律では、特別、政治的中立性を警察に求めているわけであります。民主党政権の仰る、政が官を、どんな部門においても優越をして、役所の代表としての事務次官、あるいは長官の発言は禁じるんだと、それは分かりますけれども、こと国家公安委員会と警察庁においては、その面での配慮というのも変ですけれども、もちろん委員長はそういうご認識はおありだとは思うんですが、そこら辺についてちょっと、私は引っ掛かるのでありますが。

答  全面的に禁止してるわけでもなければ、1週間に一遍、今までどおり、この横へ座っていただくと、そしてお答えをする。警察の業務の中で、職務の中で、公安委員会と関係がないということについて聞かれたら、それが公安委員長のいる場ではお答えは出来ませんと仰るのなら、それはそれで、一つのやり方でございます。しかし、公安委員会の報告を、警察庁長官が今までやってきて、それを定例記者会見化してるというやり方を続けろと仰るんなら、それは僕が出てきてやると、これ代表すると、公安委員会を代表すると、こういうことだと。それで、今日は他の委員のメンバーにも、僕がいないときは、必ず誰かが記者会見をお願いしますと。大変結構ですというお返事をいただいておりますので、それはそれで結構だと僕は思ってます。これでなぜ、皆さん方からお叱りをいただくのか、よく分からんな。どっかに、僕、おかしなこと言ってますか。

問  法律では、ですから委員長単独では、警察庁への指揮権というのは。

答  何も指揮・命令してませんよ、僕は。内閣全体でやってるんじゃないですか。内閣の言うことも聞かないのですか、警察は。言って下さい、内閣からも独立してますか。そんな馬鹿なこと仰ったいかんよ。警察は何様なんですか。

問  民主的で、かつ・・

答  民主的警察、じゃあ全く独立しておるんですか。どこの機関からも独立した警察というのは、世界中でありますか。あなたの仰ってるのはそういうことですか。それ以外ないじゃないですか。だから僕は、官邸とも相談し、官房長官、官房副長官とも相談しやってると申し上げてるじゃありませんか。

問  そうしますと、委員長としてそういう権限があるというご認識ですか。

答  内閣の一員として、僕はそういうことを、ちきっと結構ですと言われて来てるわけです。警察全体の管理という面で、公安委員会の報告を警察庁長官がしてるという記者会見は、これは違うでしょうと。理由は、国家公安委員長が国会等でお忙しいから代理をずっとしてますと言うから、だから今度は私が出ますと申し上げて、どうしてお叱りをいただくのか、よく分からんな。

問  そうしますと、例えば木曜日に、長官が別に定例の記者会見を。

答  だから、今まで皆さんが何かおやりになって、臨時に長官に対して記者会見をやるとかなんとか、しょっちゅうやってたのに止めたというのなら怒って下さい。おやりになってないじゃないですか。定例だけで止まってるでしょう、大半。そんな言いがかりみたいなお叱りはいけません。大変失礼だけれども、よそから来て、なんだあいつは偉そうにと思ってるじゃないの、あなたの言い方は。

問  公安委員会の後の記者会見は従前のものよりは進歩してると思います。

答  それであったら褒めてよ。少しは良くなったねと言ってよ。さっきから怒ってばっかりじゃない、あなた。ちょっとは褒めてくれないと、僕、調整した立場ないよ。本当に調整したんだよ、公安委員長の責任で、それは仕切って下さいと、こういうことだから。だから、単独でやるのも、ちょっと一言届けて下さいと。内閣は、許可制でするかと言ってたんですから。僕は、そこまで何もすることないだろうと言う、内幕話だからいかんがな、やってるんですよ。どうして僕、あなたに怒られるの。さっきからずっと攻め続けられてるよ。

問  そういうつもりじゃないんですけれども。

答  いや、そういうつもりに聞こえるな、悪いけれども。

問  国家公安委員会の委員長が、今度新しく会見をされるというのは、しかもカメラを入れてですね、これは従前より進歩してると思うんです。

答  それは、事務局だって、今までカメラも入れず、オンレコではあったけれども録音もさせずでやってたやつを、テレビ入れて、録音してるというのは、やはりプレッシャーですから。君らと内緒の会談したいというだったら、それは記者会見じゃないから、内緒におやり下さいよ。君らも、そういう内緒の会合がいいというのならね。僕は、そういうように問い返したくなるな、あなたのそういう言い方なら。

問  言い方が悪かったら申し訳ございません。

答  僕は、ひがんで少し聞いてるのかもしれません。だって、僕が、精一杯記者会見やってるけれども、ご就任おめでとうございますって一人も言ってくれない。誰か一人くらい言ってよ。まあ、どうでもいいけどな。

問  単独でやる場合の話なんですけれども、それは我々の方から長官の方に、例えば何かの案件があってお話をお伺いしたいと、そしたら、長官の方から。

答  ここに担当がいますから。

問  広報を通じてお願いすると。

答  それはそうでしょう。僕は、そこのところは記者クラブと警察庁のルールは知りませんから、皆さんは度々、いろんな事件が勃発した度にやってたみたいな言い方言われるけれども、聞いてみるとやってもいないんですから。まあ、定例があるからいいみたいなことだったんでしょうが。まあ、一遍やってね、長官が僕の前で本当に答えにくそうな顔をしてるのかどうか、試してみたらどうですか。そんなことで答えにくいなんて言うのでは、長官になれないでしょう。

問  長官の方は、我々から申し出があったら、すぐ大臣に、こういう申し出あったと。

答  それは、おやりになるかどうか決めてからでしょう、ご自分で。

問  やりたいというご判断であれば。

答  そうそう、そういうことであれば届出があるでしょう。こういう事件でと、こういうことであるんでしょう。それを、何も僕はあえて止めるつもりはありません。あえて聞かれたから申し上げるけどね。しかし、内閣においては、それは僕の了解の下にやるとなってますから、ここまで言ってしまったら身も蓋もないけどね。もちろん、警察側も1週間に一遍じゃなくて、例えば交通安全週間やらのピーアールもしたいとか、皆さんに対してお願いすることもあるんでしょう。当然あるんでしょう。それはそれで、担当も含めておやりになる。長官がやらなければならないような大きなこともあるのかもしれません。そんなことまで、一々干渉してられません。する気もありません。

問  確認ですけれども、大臣が記者会見を、長官単独ではするなというのは、それ自体は、政治介入というふうには、ご認識はありませんか。

答  全然ありません。

問  それは、国家公安委員会の了解事項といいますか、委員会決定事項なんですか。

答  はい、委員会で冒頭、僕は懇談の時に申し上げました。一応、報告をいたしました。だから今日、すぐに記者会見をというお話でしたが、国家公安委員会の皆さんにご理解を、ご了解をいただかなければなりません。また、警察庁の内部もありますから、それはなかなか、内部もいろいろであったんだと思いますよ。

問  新しい形式の記者会見の主催者はどこになりますか。

答  それは、国家公安委員会になろうと思います。

問  長官がそこに陪席するという形ですよね。そうしますと、

答  陪席という、そんな難しいこと言わんでもいいんだけれどもね。

問  昨日の会見で、非常に印象深く伺ったんですけれども、「あらゆる官庁が時の政権とつるまって都合のいいこと」をと仰いましたよね。その席上で、警察という組織が発表する、国民に対してものをしゃべる場で、正に政治家である委員長が主催される、国家公安委員会が主催される、その枠の中でしか長官が話せないというのは、これは昨日仰った、時の権力との距離との関係において矛盾はしませんか。

答  公安委員会の皆さんは民主党が選んでませんから、その選んだ人に辞表をだしてくれと言ってるわけではありません。5人のうち、お二人は前から面識がありましたが、お三人は初めてでございましたから名刺交換いたしました。もちろん、名前は知ってます。名刺交換をいたしまして、後は一切、何も申し上げてません。従来通りおやりいただいてます。そういう中で、僕は就任して一番最初、公安委員会に来たわけですから、「ああ、こういうやり方するんだな」と見てました。変えるつもりもありません。それらのことを、正直に皆さんにご報告申し上げる、これでいいんじゃないでしょうか。

問  公安委員会の報告の形の会見は、仰って報告していただいた形では、進歩というか、我々も得た部分があるんですけれども、その公安委員会の枠と別に、警察が主体となって対外に発信できる窓口を、それも定例で維持していただくということを望んでいるんですけれども。

答  それはまた、担当、担当で、どういうことがあるか、どういうやり方があるかお考えになることでしょうね。

問  こちらが申し込んでですね、何かの事件がある度に、

答  結構、担当でおやりになってるんでしょう。

問  やってます。

答  やってるんでしょう。何か、皆さんご不自由感じてるわけではないんでしょう。実際のことを良く知ってらっしゃる部長や局長や課長くらいがやってるんでしょう、適宜。それを何もやめろとか何とか言ってるわけではありませんよ。

問  それは全く、お考えではないわけですね。

答  全然、ありません。それはそれで、どうぞ皆さんの取材力でもありましょうし。

問  大事件の時であるとか、警察行政全般もそうですけれども、公安委員会の話だけではなくて、その機会を捉えて、我々もいろんなことを。

答  しかし、公安委員会に発表しないようなことを記者会見で発表できるかな。もし、公安委員のメンバーがですね、公安委員会で聞かなかったことを警察庁長官がベラベラしゃべってたとしたら不愉快に思うな。

問  それは、警察組織のトップとしての長官の見解を聞きたいときもあるわけですよね。

答  それはそれで、また広報通じて、ご職業柄ですからご努力されたらどうですか。あるいは、僕のいる前でお聞きになって何か都合が悪いですか。

問  それは、先ほどから政治的中立性の話を申し上げてますけれども、そこの政治的中立性を持った警察組織のトップとしてですね。

答  何か、民主党が来たら気に入らないですか。

問  いや、そんなことはないです。

答  さっきから聞いてると、それしか考えられないな。どうも、考えられないな、皆さんの言ってることは。

問  警察トップに単独で聞ける場も確保したい。

答  それはこっちと相談して下さいよ。また、僕、公安委員会に相談があったらみんなで考えますし、内閣とも調整しますよ。

問  そういう場を、できれば定例的にですね。

答  それは、こっちに言って下さい。僕が、それこそOKですと言ったら、それこそ彼に命令してると怒られますよ、そんなのは。命令できないのは知ってるのかと、さっきから言われっぱなしですよ。知ってますよ。だから、僕が長官の記者会見をどうのこうだと言うわけにはいきません。

問  定例じゃない方の、臨時でこちらがお願いした場合に、許可を。

答  届けて下さいよと言ってるだけです。

問  その届出を認めないという場合があるんでしょうか。

答  どうでしょう。公安委員の皆さんと相談です。だけど、それは後刻、報告してもらうとかですね、中身を。公安委員の皆さんも、1週間経たないと話を聞けない時もありますから。マスコミに先にバーンと出ちゃって、俺等知らないじゃないかと言われる方もお見えかもしれません。だから、そこら変を含めて、いろんな判断がありますから。

問  ケース・バイ・ケースと。

答  あまりギスギスするつもりはありません。

問  ご感想というか、例えば、先ほど政治的中立の話が出ましたけれども、大臣主催の会見で、例えば選挙前なんかは当然、選挙違反の取締りどうしますかとか、そういう質問がこれまでもそうですけれども、そういう話がでるんですけれども、事前の質問別にして、時にそれなりに大きな選挙のあれを聞くんですけれども、そこに対して何か不自然な感じるんですけれども。大臣がいる下で、選挙違反とか、そういう話を我々が聞いて、それに対しての感想というか。

答  法務省だってそうなってると思いますがね、マスコミの皆さんに。検察庁が定期的な記者会見をやってるというのはあまり聞かないな。事件、事件で次長がやってるくらいでね。ちょっと、今の話は僕見えてこないけど、大事件が起きれば、まず公安委員会にご報告があるんだろうと思いますからね。その公安委員会の中で、これは内緒にしておこうというのも、場合によってはあるんだろうと思うんですね。例えば、鳩山さんがアメリカに行く。かなり詳細なご報告を聞かせてきただきましたが、警備は何人だとかね、どういう警備をするとか詳しく聞かせてもらいましたが、それはやはり発表はなしよという話ですから、それはみんなわきまえるとかね。長官がそれを発表するとは思えないですね、皆さんに聞かれて、そういうのはあるんでしょう。だけど、出来る限りオープンにするのはオープンにしてますから、僕らも警察庁長官から説明を聞く、また担当から説明を聞く、それで知ってる範囲でお答えするということで、何もおかしくないし、政治的な圧力も何もないと思います。昨日の公安委員会でも、真っ先に報告にあったのが選挙違反でした。候補者で捕まったのが1人、出納責任者で捕まったのは2人というご報告がありましたから、僕の方から、選挙区はどこですかと聞いただけですよ。通ってますか、落ちてますかと、何党ですかなんて聞いてません。申し訳ないけど、知りたくもありません。そういうことを聞いただけで、あと一切そんな余分なことをしようとも、やろうとも思ってもいません。ただ、政治のあるいは国民の僕らは代わりにチェックをする役ですから、そこの中で本当に警察の機構が背筋を真っ直ぐにして運用されてきてるかどうかということについては、いろんな話があります。ここら辺を別にほじくり返したり、何が何でもというつもりはありませんが、私が就任したことによって少しでも国民にきちっと説明ができる方向へ動いて行ってくれれば、これほど嬉しいことはないと思ってます。

問  24日の木曜日の公安委員会が来週あると思うんですけれども、そこからじゃあ、このような形でやっていくということになるんですか。

答  はい、だから11時半頃終われば、終わってご準備がおありかもしれませんが、直ちに会見をするということになります。時間を決めろと言うなら時間を決めてもよろしいですが、私にとっては、上からパッと降りてきて報告する方がそのままで、余分な感想を入れたり、余分な文章作ったりしなくていいだけ楽なんですがね。皆さんがもし、定時にしろと仰るなら定時にしていいですよ。幹事社で一遍、ご相談いただいて、また24日の10時くらいまでにご連絡いただける。それでいいですか。

問  はい。

答  ただ、木曜日ですから、国会が始まりますと本会議があるんですね。だから、1時からやれというのは一つご勘弁をいただきたいですね、時間も、本会議がありますから。そこら辺は少し、時間的に3時なら3時とかずらしていただいた方が楽は楽です。皆さん、原稿の締め切り等もおありでしょうから、だからやはり不規則でも、終わった直後がいいんじゃないですかね。そこのところは、皆さんでご協議下さい。