国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成21年9月29日(火)11:04~11:20

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  遅くなりまして申し訳ありません。閣議の報告をいたします。独立行政法人等の役員人事に関する対応方針、これについて決定をいたしました。総理大臣以下、関係閣僚からそれぞれ発言のあったところでございます。それから、政府内で税制調査会を設置するということが決まりました。これについては、後の閣僚懇で、この税制調査会には各省庁担当副大臣を出すということになりましたが「公安委員会は副大臣おりませんので、どうするんだ」という発言の後、藤井さんと「じゃあ、二人でやるか」と、こういうことにいたしまして、これらをもう少し詰めていきたいと思っています。

22年度本予算の編成について、概算要求を見直して15日までに提出をするという方針も決まりました。これにつきまして、なお、仙石さんの所の担当で、やり方を少し考えるとか、あるいは菅さんの所で使い切りをどうするかとか、あるいは複数年度制をどうするかとか、あるいは縦割りのいろんな政策、これをどうするかというようなことで閣僚懇で議論がございました。複数年度予算ということについては、来年度直ちに取り組むのは難しいかもしれない。使い切りについては柔軟に対応したい。それから縦割りについては、全部出来るわけではないが、環境とかあるいはCO2の削減問題とか、そういうことについて縦割りを無くして一括でやれる方法というのがあるかどうか、大至急、戦略室で検討するという方向になってまいりました。

その他、総理大臣がオリンピックの東京招致の決定に向けて3日間、海外出張をするというようなことの了解がございました。また、それぞれの大臣が海外にお出になった報告、こういったものもございました。

閣僚懇の中で、私の方から、フィリピンの洪水に対して、国際緊急援助隊の派遣ということを考えないのかと、大至急対応した方がいいと提案をいたしまして、内閣官房において、これを直ぐ検討するという約束をいただいたところでございます。

終わりましてから、総理と立ち話の中で、アフガンの警察官の訓練について、盛んにマスコミの皆さんから聞かれるが、何かお話があったのかということを聞きましたところ、「オバマさんに、少しそういう方向を、こういうことも考えているというようなことを申し上げた」というご返事でございました。私の方から、「もし、対応しなければならないのならば、警察において準備をしなければならないので、いずれにいたしましてもご指示下さい」こういうふうに申し上げたところでございます。これは、あえて申し上げない方がいいかもしれませんが、お問い合わせが多かったものですから申し上げたところでございます。以上が閣議のご報告でございます。

問  補正予算の見直しの関係で、10月2日までにという話だったと思いますが、警察庁としては何か案があるんでしょうか。

答  今日、だいたい内閣官房へ提出みたいなことだったものですから、この間から、いろいろとチェックをしたり、あるいは相談をしたりしながら、数字を上げてまいりまして、今日、みんなが持ってくるのかと思ったら誰からもその話が出ないで、2日にそのまま提出みたいなことでございまして、少し混乱もあるのかなと思っておりますが、警察の方もご努力をいただきて、1,800億の余りの補正予算のうち、約260億円、率にして14.2%くらいの削減、あるいは不要額の計上、こういったことで内閣の方針に従った対応していくということを決定しているということでございます。

問  その関連ですけれども、260億円の、主にどんなところを見直され、削減されたのかをお教えいただければと思います。

答  契約をして、物価が下がっている時期ですから、160億ほど差金が出てきたというところ、それから警察学校の太陽光発電工事、これは既に3,000万ほど執行はいたしておりますが、15億4,300万、これは削減、それから次世代安全運転支援システムパイロット事業というのを525箇所既にやるということで地方にも連絡済みでありましたけれども、そのうち311箇所カットで約75億、これらを執行しないということで、総計259億執行停止と不要額ということで提出をすることにいたしました。

問  すみません、今、次世代、何と言われましたか。

答  次世代安全運転支援システムパイロット事業です。

問  これを、525箇所だったものを、

答  311箇所。

問  311箇所に減らすんですか。

答  311箇所カット。214箇所をやる。

問  今日、拉致被害者のご家族と総理とのご面談、その前に大臣会われますが、今日、何か総理との間でそのようなお話は。

答  お願いしますと言っただけで、今日はもう海外からお帰りになって、まあ、こんなになってましたから、何も言わずに。昨日、私どもの政務官が官邸に行って打ち合わせを終えております。席次だとか、どうだとか。今日、雨降ったらバスで行くとかいうことを打ち合わせをしてくれております。

問  先ほどのアフガンの警察官の訓練についてですが、アフガンの警察官の訓練の受け入れをするということですか。

答  そうでなくて、要するに給油の廃止に伴って、どんなことを考えているのかという話の中で、一つとして出たんじゃないでしょうか。鳩山さんからオバマさんに申し上げたという話でした。

問  アフガンに警察官を送るということですか。

答  まあ、そういう訓練ということですから、具体的には誰が訓練するとか、どうだとかというようなところまでは踏み込んでいらっしゃらない。もし、おやりになるというのなら、やはりこっちもいろんな準備をしなければならないからご連絡下さいと申し上げたわけです。

問  アフガンに、自衛隊なのか警察官を派遣する可能性があるから、そのために警察官も訓練をするということなんですか。

答  いえいえ、アフガンの警察官です。

問  すみません、アフガンの警察官にですね。それに対して総理は何か仰ってましたか。  

答  いや、日本の対応を決めてから連絡しますと、こういうことでした。

問  先ほどの補正に戻って恐縮ですが、差金で168億と言われましたが、これは要するに、入札なんかをもう一回やり直すということですか。

答  いや、今までやってきて6月、7月、8月と自動車を8,000台買ったり、テレビも買い換えたり、いろいろした中で、競争入札ですから、こっちの予定していた額より安く入ったということです。

問  アフガンの件でもう1点。総理がオバマさんに対して挙げられた事例としては、警察官の訓練を一つ挙げられたんですか。

答  いや、そこまで聞いてません。僕の担当外ですから、ただ、マスコミの皆さんから二、三この訓練について総理から連絡がありましたかと昨日、一昨日辺りからご質問がありましたから、「何かお話があったんですか」と逆に総理に聞いたわけです。そうしましたところ、自分から、例の一つとして申し上げたということでした。だから、オバマさんがどう言ったとか、これから詰めると言ったとか、そういうところまで聞いてません。

問  概算要求の積み直しについて一点お伺いします。15日までにということですが、警察としてどういう考え方、方針で編成をすることが望ましいとお考えでしょうか。

答  就任以来二週間ですが、忙殺されて、まだ来年の概算要求をどういう状況でしたかとか、金額いくらとか一切聞いていません。ですからこの後、官房長と会計課長を呼んで方針を伝えて、午後からでも話を聞いて、そして徹底的な削減、無駄遣いをなくす。マニフェスト通り政策実現のための予算、重点とまあこんなことをやっていきたいと考えています。

問  大臣が仰っていた可視化の話ですが、新しい捜査手法というものはすぐにということではないという発言もあったりするんですが、それはそれに向けた、例えば調査研究であるとかそういったものですか。

答  それは必要だと思っています。これは盛り込んでもらいます。実施に向かっての私の申し上げているいろんな法案等の研究や準備やら。

問  それは可視化も新しい捜査手法も含めてということでしょうね。

答  そうです。可視化は党で実行は90億ぐらいということで計算しておりますが、これがどういう計算だったかも含めて聞いてみなければなりません。また、来年度直ぐに実行できるという問題でもありませんから。ですから、先ほど法務大臣とは、いつ頃やりますかと。私もしょっちゅう聞かれているんですと言っている間に総理が入ってきたもんですから、話はそれっきりになりましたが。いいタイミングでやっていきたいと思っています。私も11日、12日と海外に行きそうな日程になっておりますから。それから、国会がいつ開会されるのか。そういうのを見てやっていきたいと思っております。

問  補正で執行停止をかけられる一部事業で、これは今のところ概算要求で、来年度もう一度というお考えはいかがですか。

答  これは内閣全体として、必要な事業については補正で止めても次の年、次の年とやることは可ですと、こういうふうになってますから、一編に盛り込めるか分かりませんが、やっていきたいと思っています。