国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成21年10月9日(金)10:22~10:37

2 場所 内閣府本府1階会見室

3 概要   今日は、総理と外務と経産と農水の4人がいないという閣議でございました。一般案件、外交問題で2件、政令の改正3件、人事で私が明日から3日間海外出張するという案件等が諮られて了解・了承されました。続いて、総務大臣から、昨日出されました地方分権推進会議の義務付け、枠付けの見直しを中心とした勧告について報告があり、また引き続いて概算要求に関して地方財政の件で発言がございました。これらについて、前原さんから御発言があって、財務大臣、総務大臣、十分協議の中でこの義務付け、枠付け等について地方分権を推進する立場からやっていこうと、年次を区切るかどうかということも含めて、幾つかの打ち合わせというか摺り合わせがございました。千葉法務大臣から、国有財産の件で、国有財産を特別に処分して、そしてまた、そのお金でもって新しく建物等を建てていくという制度があるわけでございますが、これをどうするんだという御発言があり、私からも、警察庁関係で1件あると、既に官房副長官にどうするんだと申し上げてあると申し上げました。財務大臣を中心に、どういう対応をするかを決める。それまでは警察庁においても、この事項を少しお止めいただくということになりました。

終了後、松野官房副長官が総理のお供されておりますので、松井君に、「拉致対策本部の新しい体制、閣議了解は来週だな」ということを確認いたしましたところ、来週ということになりました。それを了解していただいて、「来週中にでも総理の日程の中で、新しい拉致対策本部の第一回目の会合を開いてほしい、日程調整を頼む」ということを申し上げたところでございます。人数、予算等は、ここの会議で対策本部として御了解いただいて要求してやっていこうと考えております。

問  今、お話がありました第一回の会合ということですけれども、これで人数とか、そういったことのお話し合いをして、閣議了解は来週だということで、それが週明け早々という感じでしょうか。

答  そうしないと本部がスタートしませんから、そして本部スタートの中で、本部で人員や予算ということも粗々、御了解いただいてやるというのが、僕はスマートだろうと思っています。

問  補正の更なる削減、見直しについては、どのような具体的な案で進めるんでしょうか。

答  昨日、警察庁の記者会見で申し上げたんですが、警察庁としてはこれ以上削るところはないと申し上げたいんですが、内閣の大方針でもあり、全省庁協力して3兆円に達するよう努力をしようということでありますから、更に何とかならないかという要請の中で、事務方から幾つかの案が出てまいりました。私の方で、「それじゃあ、これお願いしよう」ということで事務方同士の折衝というところに入ると思います。数十億円とまでいくかどうか分かりませんが、協力をしたいと思っています。

問  明日、12日からシンガポールで開催されます国連とICPOの会議ですが、国連側から紛争地域の治安維持に警察力をどう使っていくかというので提案があったと聞いたんですけれども、国連として今後、どういった閣僚宣言なりを通じて警察力を紛争に使うイメージというか、どういう方向性で進めていこうという会議なんでしょうか。

答  インターポールの会議の方が主だと聞いてもいますから、きちっと国連の提言を受けて、まとまるかどうかというところまで、まだ詰めの状況だと思っています。私としては、出来る限り国連の下に治安維持や民生安定とか、いろんな形で出来る限りの協力をしたいというスピーチをしたいと思ってますが、アフガンと絡んでおりますのでデリケートですから、十分内閣と摺合わせをして発言をしていきたいと考えています。

もう一つ、インターポールの執行委員に私共の河合君が立候補してますので、確実に当選できるようにお手伝いをしたいと思ってます。

問  先ほどの拉致対策本部なんですけれども、今週、松野さんとの間で大臣と話をされて、それから総理に御相談をしてという流れがありますけれども、大体、話し合いのものが今後いかされるというか感触を持たれているのかということと、来週の日程なんですが、もう一度お願いします。

答  僕は来週、閣議の朝に帰ってきて、閣議に間に合うように出ます。したがいまして、その閣議で新たな拉致対策本部、今、拉致対策本部事務局という形で、閣議了解で平成18年に出来ているわけです。これを改変する、新しい体制作る、これを閣議了解取ってスタートいたします。それで、来週中にそこで了解される拉致対策本部会合を開催するということです。そして、粗々、組織図等は閣議了解の中で文書を以て諮られると思いますが、それらの人数、予算等々について、改めて拉致対策本部で了解をもらって、要求をして、どういう対応になるのか、予備費でやっていただくのか、補正で来年度やっていただくのか分かりませんが、今の予算では身動き取れませんので、そういう予算付けも含めて活動が出来るようにしていきたいと思ってます。

問  拉致対策本部なんですけれども、大臣のお考えの中で、人数を拡充するとか、新たなる・・・

答  あまり産経新聞には答えたくないな、開店休業だと書かれたから。僕に聞きもしないで書くというのは、大変つらいことだな。公式の記者会見で、改めて申し上げます。

組織的には、開店休業みたいに見えるかもしれませんが、フル回転で動いていただいてますし、従来にない僕らは動きをしている。しかしそれを続けようと思ったら、組織をきちっと新しく作らないと、また予算を付けないと、到底何も出来ません。そういう意味で私共はやっていこうと、しかし、その中身については、まだ微調整やら調整やらありますから、人をどう動かすかとか、配置するかとか、あるいは今はほとんどが兼業ですから、これを専従に変えてもらうとか、それぞれあります。対策を作っていきたいと思ってます。

問  昨日、岩手県警で不正経理の関係で本部長が謝罪されたということですが、これについての御所感をお願いします。

答  岩手県全体の県庁の中での予算のいろんな流用等が県警の中でも行われていた、かなり岩手県全体でも県警でも大きな金額だったというのは、当然情けないことであり、あってはならないことであったと思ってます。内部調査も県庁あげておやりいただいてますが、県警、あるいは警察本部としても私的流用の有無等含めて十分対応していきたいと思っています。内々に報告を聞いておりますが、岩手県警が岩手県の議会にまだ正式な報告を、県議会の開催日のずれ等があって報告をしていないようでございます。したがって、私としてはコメントは出来ますが、具体的な数字をあげてどうだこうだということは出来ませんので、御理解のほどをお願いいたします。来週の公安委員会にかかってくると考えています。

問  今の関係で、先だって千葉県警の不正経理の関係で、国費分を更に突っ込んで調査しろという御指示をなさいましたけれども、今回もやはり国費関係で国家公安委員会として指導行われる場面等はあるんでしょうか。

答  正式にかかれば、当然お願いをしていきます。