国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成21年11月10日(火)9:52~10:03
2 場所 衆議院議員食堂
3 概要 今朝は9時10分から、アフガン・パキスタン支援関係閣僚会議が総理出席の下で正式に開かれまして、アフガン、パキスタンに対する民生支援を中心とした日本の国際協力姿勢が決定をされました。官房長官から発表があるかと思いますが、本年度これから800億円含めて、5年間で5,000億円というアフガンに対する支援策が了解されたところであります。この支援策については、今晩、総理自らがアフガンの大統領に電話をするという御報告もあったところでございます。
警察関係につきましては、警察関連の物資、機材の提供につきまして、外務省と更に詰めていきたいと考えております。私共は、既に自動車、あるいはオフロードの単車、あるいは通信機器等の提供を申し上げておりますが、外務省においては、中古ばかりでは緊急に間に合わないではないかと、新しいのもということでございますので、打ち合わせを続けていきたいと考えております。ただ、アフガンの需要の多い自動車等は、国内生産的になかなか大変だと、詰まっておってですね、なかなか国内生産が間に合っていない状況の中で、果たして緊急に間に合うかどうかということを含めて現実的な対応がいるのだろうと考えています。それから、もちろんアフガンの警察官を年に1回、10人程を一週間程度お引き受けして、民生安定後の警察の在り方等について御勉強いただいておりますが、ここの人数を少し、3倍くらい増やしていくということについても既に合意をいたしております。第三国でのアフガン警察官の訓練につきましては、今、相手国と鋭意詰めが行われております。この中で、日本の警察官が現地に行ってお手伝いが出来るということが望まれるなら、いつでも派遣をしたいと考えております。以上がアフガン会議の状況でございます。
閣議におきましては、岡田外務大臣等の出張、APECの会議の出張等を含めて、いろんなことが決定されたり了解されたりいたしました。その中で、同意人事の江利川さんの問題が、今日閣議決定をされまして国会へ提出されることになりました。閣僚懇におきまして、官房長官から、人事情報管理を厳重に注意するように、また同意人事が事前に報道されて、国会等に大変御迷惑を掛けたという発言があったところでございます。また、総務大臣と国土交通大臣から、直轄事業の地方負担金制度、この廃止あるいは見直しに向けて、それぞれ御発言がございました。これに対して、藤井財務大臣等含めて、複数の閣僚から御発言があったところであります。また、福島内閣府特命大臣から、12日から25日までの二週間、女性に対する暴力をなくす運動の実施についての話がございまして、ここに付いておりますバッチ等を配られて、みんなで協力をするということになりました。以上報告です。
問 先ほど仰っていた、日本の警察官が現地に行くのを望むなら派遣するというのは、第三国へという意味ですね。
答 そうそう、相手の国が訓練を。
問 アフガンにではないですね。
答 違います、違います。
問 パキスタンの支援の金額というのは、何らか出たんでしょうか。
答 パキスタンは従来どおりの金額だったと思うんですが、これは2年間で最大10億ドルという約束をしてますから、これを大至急実施するということの確認をいたしました。
問 アフガンの支援ですが、円ベースですか、5,000億円。
答 50億ドルですから、5,000億円ですね。
問 最近、埼玉とか千葉とか鳥取とか、連続の不審死の案件が多いんですけれども、それについて死因究明については制度の改善とか強くやっていきたいというような御意見だったと思うんですが、改めてその辺のお考え変わったりとか。
答 いえ、やはり埼玉や女性の奇妙奇天烈な疑惑の持たれている事件なんかは、死因究明をちゃんとやっていれば、もっと早くに殺人という容疑が出てきたんじゃないかと思っています。いずれにしろ、今日の段階で調べ直しが行われて、疑惑追及がされているわけですが、しかし死体の解剖がなされていないというようなことが、事件立証ということに関して非常に困難なものが出ていますから、やはり不審死は解剖するという僕らの死因究明の制度の徹底というのが大事だと思っています。しかし、この二つの事件を含めて、島根の女子大生の残虐な事件を含めて、徹底した捜査をお願いしています。あの女子大生の行方不明、そして遺体切断で発見された事件は、御両親から行方不明の届けがあって、直ちに公開して、事件性有りということで調査が入ったということは救いでございましたけれども、しかし他の事件では、ちょっと初めの調査等が大変残念な状況、それをカバーして一日も早く犯人検挙、そして真相解明ということをやってほしいと祈っています。