国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成21年11月24日(火)8:57~9:07
2 場所 衆議院議員食堂
3 概要 決算他18件、閣議として了解をいたしまして、閣僚懇に入りまして、デフレ対策あるいは民主党のマニフェストの実行について、約20分位活発な論議が行われました。大事な問題ですから、どこかで整理をする会合をやろうということで締めくくられました。私の方から、私の母の葬儀に際しての総理以下皆さん方からお花をいただいたお礼を申し上げたところでございます。官房長官から、イエメンの邦人誘拐の無事解放ということが報告されて今日は終わりました。以上です。
問 不正経理が明らかになった岩手県警で先日、地域課長が酒気帯びで逮捕されたということですけれども、全体としては減っている傾向にあると思いますけれども、改めてこのようなことが発覚したことに対する御所感をお願いします。
答 過般、処分が大量に下されました。また、本部長経験者等も遡って処分されて、綱紀粛正を公安委員会としても求めたばかりに、あり得べからざる事件が起こった、誠に残念なことだと考えています。公安委員会としても重く受け止めて、各県警本部へ更なる綱紀粛正、規律維持を求めていきたいと考えています。
問 御母堂様の件については御愁傷様でございます。取調べの件でお聞きします。今月発売の文藝春秋で、前の警察庁長官の吉村さんが反対論を展開しておられますけれども、そこでは大臣が仰っている新たな捜査手法というのには触れておられませんけれども、可視化が導入されると支障があると仰っている、これについてお考えをお願いします。
答 極めて単純な、感情論的反対みたいな感じを読ませていただいて感じました。現在、政権内やあるいは警察庁、公安委員会、あるいは法務省等で議論されていることは、もっと現実を踏まえた、しかも現行の制度の欠点等を踏まえて勉強していこうという真摯な姿勢に、何か十数年前、二十年前のような理屈で、しかもお辞めになった方が警察の代表としてものを言うなんていう大変高慢な姿勢で、何の資格があってああいうことを書くのかと思ったり実はしていますが、あまり喧嘩をするつもりはありません。彼がどこまで第一線で捜査をやったのか、どこまで今の状況、犯罪の状態を把握しているのか疑わざるを得ないとすら思っています。今のいろんな事件は、自白さえしなければ何にも起訴できません。自白偏重、自白主義偏重、どれだけ周りで証拠を固めて間違いないと思っても、自白がなければなかなか送検、起訴に踏み切れない状況をどう考えているんだと僕は思います。だけど、あまり感情的になることはない。こちらは淡々と進めていきたいと思っています。
問 ただ、大臣、吉村さんは警察組織として初めて取調べの一部の録音・録画を導入された時の責任者で、こういった改革に当たられた方の御意見を大臣お考えの勉強会といった所で聞かれるというお考えは。
答 ありません。
問 先日、伺った件なんですけれども、金賢姫さんについて、昨日、飯塚繁雄さんが彼女からもらった、元死刑囚から届いた手紙とかを公開したんですけれども、その件について改めて会いたいということで政府の調整を期待するような声が聞こえたんですけれども、先日お会いした時に、順番があるというふうに仰ってましたが、その辺をもう少し詳しくお聞かせ願いますか。
答 拉致対策本部を新しくスタートをさせて、どういう順番で何に手を付けていくか考えていまして、家族の会や報道の皆さんが、彼女を日本へ招致をという声を挙げられていることは承知しておりますが、タイミングあるいは根回し、申し上げた順番というものがあるかとも考えておりまして、別に呼ばない、話を聞きたくないと言っているわけではありません。
あと、吉村さんのあれは、例えば取調室に窓を置いて、取調官が違法なことをしないか見るとかあるんですね。それは、定期的に回るだけですから、例えば取調室の取調状況をいつでも録音して、その場で外の部屋で聞けるかというと聞けないとかね。録画も裁判員制度の導入に伴って、そこへ持ち上げる事犯の自白をした後の形、それを録画するというだけですから、全然種類が違うんですね、そこらは皆さん専門家ですからよくお分かりだろうと思ってます。敢えてそれは付け加えておきます。