国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成22年2月23日(火)8:47~8:58

2 場所 衆議院議員食堂

3 概要   いつものとおり、案件処理や法律案、政令等が決定されました。その中で、私共に関係あるのは、刑事に関する共助に関する日本と欧州連合との間の協定の締結について国会の承認を求めるということが了解をされました。昨年から、公安委員会を含めて、いろいろと議論があった案件だけに、やれやれという感がひとしきりでございます。その後、二、三、閣僚から御発言がございましたが、別に大したことではなかったように思います。

週末は、茨城に参りまして県連のパーティーに出て、茨城で県警本部長と公安委員長と懇談をさせていただきました。それから、金曜日には埼玉へお邪魔をいたしまして、埼玉の公安委員会のメンバーの皆さん方と懇談をして、県警本部長、それから知事にもお目に掛かって、いろいろなお話をさせていただいたところでございます。月曜日は、福岡の公安委員の皆さん方がお揃いで東京へお出掛けをいただきました機会に、1時間懇談をさせていただきました。いずれも、現行の治安維持に関しての問題、あるいは死因究明の研究会の在り方、考え方、それから可視化に関する研究会の基本的な考え方、そしてメンバー、方向性、こういったことについて私から御説明を申し上げました。同時にアンケートを少し始めて、御意見をお尋ねしていますことで、政令都市のお有りの所には、市警察という存在があるわけでございます。これは、昭和20年代の国警と市警の合併の時に、都道府県警察という一本化がなされたわけですが、政令都市には市警が残ったということを受けて、今も市警というものがあります、市の警察ですね。しかし、実際中身は全部県警がやって、予算も全て県でございますので、これらをこの機会に廃止して、新しいシステムというものを考えたらどうだろうということで、私共、提言をいたしております。特に福岡においては、福岡だけ市警察で200人位の人員配置がなされて、暴力団対策に取り組んでおりますので、ここのところを十分注意してほしいという御意見がございました。それぞれの公安委員の皆さん方の懇談の中で共通して出てまいりましたのは、警察庁並びに各都道府県警察の女性職員が少なすぎる。もっと、女性が喜んで応募してくれるような職場、そして女性警察官がずっと警察の職場で胸張って務められるような環境を含めて、まだまだ改善していかなければならないので、警察庁でも地方でもこれらのことを十分、公安委員会が気を付けてアドバイスをしていこうというところの意見の一致がみられたところであります。

拉致の方は、あちこちで何もしてないとか、開店休業だとかしょっちゅう叩かれておりまして、何を以て何もしていないと言われるのかよく分かりませんが、連日のようにいろんな方にお目に掛かって、徹底した情報収集、追跡、これらを行っているところでありまして、従来に比べてかなり、いろいろな情報整理が進んできていると考えております。また、体制もかなりできてきたと考えておりまして、4月から新しい体制でスタートできると思っております。

問 今仰いましたEUとの刑事共助条約なんですけれども、今国会に提出すると。

答 はい、そういうことです。

問 見通しはいかがでしょうか。

答 今国会で成立させていただけるものだと思っております。

問 ほとんど、もう反対とかは。

答 知りません。それはもう国会のことですから、私には分かりません。

問 高校無償化の関係で、朝鮮学校の取扱いについて、大臣の御所見、お考えをお聞かせ下さい。

答 昨年、だいたい無償化の方向が固まってまいりました時点で、東アジアの女子サッカーの問題等もございましたので、川端文科大臣と懇談しました時に、この件について私の方から申し入れてございます。これについて、また川端大臣、文科省の方で御調整をいただけるものだと思っておりますが、どういう方向になったか、どういう結論になったか、新聞記事でしか伺っておりません。

問 申し入れの内容としては、どういった内容なんでしょうか。

答 これは、制裁をしている国の国民ということになっていますから、そこのところは十分考えてやってほしいということを申し上げたところであります。私共政権の中、あるいは野党時代の民主党の拉致対策本部の中でも、この朝鮮人学校に対する地方自治体の補助金の出し方、在り方、おかしいじゃないかという議論も随分あったわけでございます。しかし、私は、ここのところは地方自治体の御判断だろうと思って、敢えて口出しをしたことはありません。今、日本中にどのくらい補助金が出ているのか詳しくは聞いていませんが、8億円余りは補助金で出ているんじゃないでしょうか。それは地方自治体の御判断でしょう。これは、各種学校ということになっていますから、各種学校というのは本来は、そろばん学校であるとか編み物の学校であるとか、そういうのを言うわけでありまして、ここへ補助金を出すというのは些かどうだろうというのは、それは根幹あるんですよ。あるけれども、敢えて言わずに今日まで来ています。しかし、国全体でやる施策ですから、当然、私は制裁を掛けているということを十分考慮してほしいと申し上げたところであります。

問 先ほど言及された、拉致対策本部の体制を4月から新しくするということですが。

答 はい、人員やらを増やしてね。予算は4月からですから、予算もないのに、いろんなことをやってもいけませんから。ただ、「何もしない、何もしない」と言うけど、前の予算で無駄と思われるやつは全部止めてありますから、それを使いたい役人がブヤブヤ、ブヤブヤと言っているか知りませんが、効果のないことに税金を使うということは僕は反対ですから、チェックして止めてあるのもございます。それを以て何もしていないと言われるんなら、税金の無駄遣いをしろと仰っているのと一緒だと思っています。