国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成22年3月5日(金)8:44~8:54
2 場所 衆議院議員食堂
3 概要 閣議は、いつもどおりの案件の処理をいたしました。その後、二人の大臣から発言がございました後、閣議後の閣僚懇に入りまして、前原さんから、天下りの問題について「60歳前で勧奨退職みたいにしているのが国交省で言えば五百数十人いる。この人達を60歳まで仕事に就いてもらい続けると、ほとんど新規採用なんて取れなくなる。ここの間を、どういうふうにするのか」という問題提起があり、仙谷さん、枝野さん含めて、それぞれから御発言があり、また直嶋さん、国民新党の亀井さんを含めて発言がございました。根幹的な大きな仕切りは、枝野さんの所で時間を掛けてやっていただくとして、当面どういう対応するかということについて、枝野さんと仙谷さんの所で早急にまとめると、そして各省統一してやるということになりました。ここら辺を下手なやり方しますと、民主党の公務員改革の根幹が揺らぎますし、また、中途半端にやりますと勤労意欲を削ぐということもあるかと、非常に難しいところ仙谷さんや枝野さんに十分頑張ってほしいと思っています。
あと、各社からお問い合わせがあります金賢姫さんについて、某民放テレビが報じられたことは、私は全く関知していません。金賢姫さんをお招きしたいということで準備を始めたことは間違いありません。しかし、まだ韓国政府に正式に伝わっているかどうかぎりぎりの段階というようなところですから、そんな結論が出ているということはあり得ないことでございまして、相手方の御返事を待っているというところでございます。また、法務大臣には、「もし入国するということになったら入国について御配慮を賜りたい」という御挨拶に行きまして、前にも申し上げましたように事務方で話をしています。また、警察におきましても、どういう対応をするかということについて、対応の協議を始めてもらっております。先週、外務大臣にも、「こういうことでお招きをしたい」と申し上げたところでございます。
問 今の話で、警察の方での対応を協議というのは、具体的にどんな協議でしょうか。
答 警察では、旅券法違反ですから、もし日本へ入国されたら、当然取調べをやらなければなりません。これについて、特別配慮ができるかどうかということについてお願いをしているところであります。
問 法務大臣への御挨拶をなさったというのは、いつ頃ですか。
答 今週の初めです。
問 先ほどの閣僚懇の話で、各省統一してやることになりましたというのは。
答 だから、人事でみんな各省、肩叩きみたいなことをやっているわけでしょう、定年間際に、どうだこうだというのを。それを、どういうふうに各大臣が対応するか、待てと言うのか、辞めろと言うのか、今までどおりやっていいと言うのか決めなければなりません。それがバラバラでは、農水大臣なんかは、「従来どおりにして辞めさせずに、現役で出向させろ」と言っているわけですね。そういう処理で当分の間やるのかと、そうすると、これから枝野さんの所で独法やら仕分けをして無くした所へ出向した人はどうするんだとか、やはりいろいろあるわけでしょう。そういうのを、みんなでバラバラにやらずに、統一してルール決めてやろうと、だけど、1年か2年経ったら大枠は決まるから、それはそれでまたしようという話です。
問 先ほど、岡田外務大臣も「そういう方向でやりたい」というふうに仰ったという話だったんですけれども。
答 そういう方向って、岡田君がそういう方向って、金賢姫のことですか。
問 はい、そうです。
答 いや、何も、岡田さんは分かりましたと言っただけですよ。
問 それは了承されたということなんでしょうか。
答 「反対です」とは言わなかったな。「困ります」とも言わなかったな。
問 基本的に、韓国側との交渉は外務省を通じて正規のルートでやっているということでよろしいでしょうか。
答 外務省を通じて、また、金賢姫を預かっている所もありますから、そこへも仁義を通してということだと思います。静かに是非お願いいたしますよ。騒ぎ立てたら来れなくなる可能性がありますから、嫌みじゃなしに。
問 韓国政府にちょうど言ったかどうか位だというお話ですが、実際、まだ正確には分かっていない。
答 いや、言っていると思いますがね。
問 韓国側の一番の窓口はどちらになるのでしょうか。
答 知りません。僕にそんな細かいことを聞かないで下さい。すぐ、問い合わせをするんだから。静かに。昨年、耕一郎さん以下御家族の方が会いに行った時も釜山でしたからね。それじゃあ釜山にお住まいかというと、それは違うんだと、違うと言うか分からない。だから、まだ韓国においては非常にデリケートな存在だろうし、韓国政府やいろんな機関も非常に神経質に対応されていますから、日本へ出した時の日本の反応というのを気にしていらっしゃるんだろうと僕は思います。