国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成22年3月16日(火)8:45~8:58

2 場所 衆議院議員食堂

3 概要  通常の案件が処理をされました。とりわけ、何かというのはありませんが、私に関して言えば、北朝鮮の拉致被害者救援金の法律が委員会で委員長提案で出されるけれども、内閣としては異議ありませんということが決定をされました。また、防災に関しても、同じく一部を改正する法律案が委員会で委員長提案で行われる、これについても異議ない、二つのことで重ねて行われたところであります。それから、警察法施行令の一部が改正となります。これは神奈川県で政令指定都市が三つになるものですから、今までは政令指定都市は大体一つの県に一つか二つ、したがって公安委員会が政令指定都市のある所は5人という形になって、その政令指定都市から御推薦という形で選任されているわけです。神奈川なんかは、川崎と横浜と一人ずつ推薦でやってきたんですが、相模原ができるものですからどうするかということで、この間から知事さん始め御協議を申し上げて、神奈川のために新しく公安委員の定数を増やすというのもどうかというところで、神奈川県で三つの市から順番に推薦をして2人をやっていただくということで、やりくりをお願いすることになりました。これは、当分の間、一つの県に政令指定都市が三つもできるということはないという判断の下でやられたということもございます。

その後、総理から御発言がございまして、「B型肝炎訴訟への対応で、厚労省だけではなしに財政や訴訟の対応というので幅広くやらなければならないので仙谷さんの所で扱う。そして、細川副大臣がこれを主に補佐する」という御発言がございました。また、環境大臣から、「生物多様性国家戦略2010」という冊子を出すという御発言、それから原口さんから「平成21年度特別交付税の3月交付」についての方針ということで、それぞれ御発言がございました。

閣僚懇に入りまして、珍しく私から「生物多様性云々というのを発表するのはいいが、本マグロどうなっているの。タイミングが良すぎるじゃないか」という発言をいたしまして、環境大臣、農水大臣からそれぞれ状況が報告をされました。「外務省も含めて、国民感情を考えて対応してほしい」と要望いたしましたところ、総理から御発言がございまして、「この冊子にトキのことが入っていない。佐渡のこの間からのトキの事故について何か一言お詫びなり、経緯なりを国民に申し上げた方がいい」という御発言があり、小沢さんが「追記の御指示と承り対応いたします」と答えたところでございます。その他、一、二ありましたが、大体、閣議の流れはそんなところです。以上です。

問 昨日、自民党の鳩山邦夫議員が新党を目指して離党されたんですが、それに対する大臣の御所見をお伺いできますでしょうか。

答 何も申し上げることはありません。ただ、昨年の選挙で私共が圧勝した後、自民党はバラバラになるんだろうなと思っておりまして、引き続いていろんな動きも出てくるのだろうと考えています。ただ、鳩山さんの弟さんというのは、僕らから見ると何を考えているかよく分からないところがありまして、どういう発想で出られたのか、今回の行動も私は興味もありませんし、よく分かりません。それは、法務大臣されている時の質疑やら、日常の言動をお聞きした上での私の率直な感想です。それから、もう一つ自民党さんのいろんな動き、不満の中には、やはり借金を背負いきれないというのがあるんじゃないかと、自民党でいうと大勢の職員さんを抱えて月給も2割カットかなんかになっているんでしょう。その上に、120億位の借金を背負わなければならない。新党になったら、云々ということまで勘ぐるのは余計良くないですが、お有りじゃないかなと思って僕は見ております。

問 先日、朝鮮学校の無償化、するしないの件で、文科省の方で評価機関というか客観的に評価するシステムを作るということに相成ったようなんですけれども、この点に関して大臣の受け止めを一言お願いします。

答 文科省の御権限でおやりになることですから、去年申し上げて、これだけ大きな議論をいただいているわけですから、私としても問題提起をした甲斐もあれば、タイミングも悪くなかったと密かに思っていますが、これを機会に本当に朝鮮人学校というのが何を教え何をやっているか、これらが十分分析される、評価される、このことを望みます。正すべきところは正していただければいいと思っています。

田舎で、大阪府知事が云々ということを申し上げたのは、写真を替えろと言ったと言うけれども、替えても肖像画にするだけですから、今まで二人並んでおったのを外せと言われてお父さんの方を外しているだけとか、いろんなことがありますからね。それを別に、僕は批判するつもりはありませんが、また私は文科大臣でもありませんから、しかし、昨日国会の委員会でも答弁しましたが、国連の人権条約云々という話もありますが、国連の安全保障理事会で毎年、人権問題有りという中でリストアップされる国であります。そこも考えてもらわなければ駄目だ。また、アメリカ等で一部批判もあると聞いていますが、高等学校が義務教育なんですね、アメリカは、日本は義務ではない、ここの違いが分かっていらっしゃらないと思います。そんなことを含めて、きちっとした、感情論じゃなしに議論がいただければ、問題提起した者として幸せです。

問 衆議院の拉致特の中での大臣の御発言なんですが、特定失踪者方の中に5、6人有望な情報が入っているという発言を昨日されたと思うんですが。

答 有望と申し上げたかどうかは、議事録を確かめてみないと分かりませんが、5、6人の方の情報を追い掛けているというのは間違いありません。

問 今後、認定の見通しみたいなのはどのような状況になっているんでしょうか。

答 認定三条件というのがありますから、それぞれに経過の経った事案でありますから、なかなか証拠等が、状況証拠にならざるを得ない点をもう少し確かめてみたいと思っています。それを明らかにすることが、もし北朝鮮で健在だというと、その安否にどうなるかというようなこと等も判断しなければならないと思っています。

問 今すぐに認定になりそうだという感じではないということなんですか。

答 やれるならやりたいですけれども、まだ少し情報等が集まりきっていないと思います。昨日は、特定失踪者の会の荒木君と懇談して、国会でこういったことについて、ざっとした経過だけ言っておきました。