国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成22年4月15日(木)11:20~11:26

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日、お手許にありますような報告案件6件が報告され、それぞれ議論があったところでございます。男女間トラブルに起因する相談事案への対応については、幅広い論議が行われました。長谷川公安委員から、「マニュアルと言うか分類したものが随分進化をしているんだ。したがって、それを見て、現場の警察官がどういう対応をするかの判断にするということも一案ではないか」という御提案があり、勉強をしていただくということになりました。これらの例の宮城の事件や、一、二、相談を受けた後、悲惨な事件につながったと、これに対応して新しい方向付けを生活安全局の方で出していただくことに関する問題でございます。また、警察庁予算監視・効率化チームについてもお話がございました。私の方から、政府の方針、考えについてお答えを申し上げたところでございます。また、タイにおける村本さんの悲惨な事故死というか事件死、これについて御報告もあり、私からも「海外で犯罪あるいは事故に巻き込まれる方がどんどん増えている。そういう時に、捜査の主体をどこに置くのか。御当人がお住まいの警察署へ置いて、本当に海外との連絡等は警察庁がやるわけですが、そういうことに関して、少し対応方向をお考えいただいたほうがいいのではないか。あるいはまた、犯罪被害者支援法の適用が、海外で事故や犯罪に巻き込まれて亡くなった方にはされない。基金の方で対応するということだけれども、一度、検討したらどうか」ということを申し上げて、御検討をいただくことになりました。以上が報告でございます。

問   長官に二つお尋ねをいたします。一つは、今、委員長からも御説明がありましたタイでの日本人カメラマンの射殺事件についてであります。住所地である東京を管轄する警視庁が国外犯ということで捜査をしておりますけれども、今後、この件についてどういう捜査をなされるのかというのが一点。二点目は、中国製の毒餃子事件でありますが、なかなか双方がお互いに行くと言っていて、その後進展が見られないようなんですけれども、今後の進展について、以上二問についてお伺いします。

答  (長官)タイにおける事案につきましては、先ほど大臣から今後の捜査の在り方について御示唆がございまして、検討を今後させていただきたいと思います。今後の捜査の展開ということでありますが、警視庁の方で検視、司法解剖等の捜査を今、行っているということでありますので、今後は、前回のミャンマーの事件でもビデオ解析等を行っていますから、そういうことを中心に日本でできることを行うと同時に、タイ警察の方でも捜査を行っておりますので、必要に応じて日本警察として捜査に協力をしていくという形だと思います。二点目のお尋ねにつきましては、今、日中の警察当局で最終的な調整をしております。ですから、それほど遠くない時期に意見交換ができるのではないかと期待しております。今は、事務的な最終調整をしているということでございます。

答  (大臣)面子争いみたいなことがあるのかと思って僕は心配していますので、早く、とにかく解決に向かって、どっちが早いんだという面子ではない。しかも、今後につながる比較的、上の方の話し合いを早く始めるべきだと、どっちでもいいじゃないかと僕は思っていますが、まあ、捜査当局は捜査当局でいろいろと想いがあるのだろうと考えています。

もう一つ、中国の地震のことで、昨日、被害拡大に伴ってそれぞれ報告を受けてまいりました。死亡者300人を越えた時点というか、その前後で中国に対して緊急援助隊の派遣要請をされるかというようなことを少し、お見舞い方々聞いたようでありますが、中国から、「今回に関しては、外国の援助は受けない。自分達でやる」という御返事があったということでございます。私も今日、お見舞いのお手紙を出すと同時に、いつでもお手伝いをする準備をしているので、遠慮なくお申し越し下さいと、防災の担当者に手紙を差し上げたところでございます。