国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成22年6月11日(金)9:56~10:14
2 場所 内閣府本府1階会見室
3 概要 閣議に引き続きまして、口蹄疫対策本部が開かれました。閣議では、冒頭、亀井静香さんの辞任を認め、退任ということで認証をいたしました。なお、閣議発言で総理から、後任に内閣官房長官に任を当てるというお話がございました。去年9月、私が初めて内閣に入りました時、右隣が亀井さんで左隣が福島さんでございましたが、お二人ともお辞めになるということで、いろんな思いがございます。官房長官、総理から、昨日深夜に至る話し合いの状況、そして、連立を維持するが亀井さんは辞任をされるという経過についてお話があったところでございます。それから、所信表明の諸々の手直しについての了解をしたことなどの案件を片付けました。その中で人事は、検事総長に大林さんという人事が決められたところでございます。それから、交通事故の状況及び交通安全施策の現況、あるいは平成22年度交通安全施策に関する計画が発表されまして、私も一言、発言をいたしました。いわゆる交通白書等です。それから、総務大臣から政策評価の実施、法務大臣から人権教育及び人権啓発施策について御発言がございました。この中で、「障害」という字について、どういう使い方がいいか等については大至急決めていきたいという御発言もございました。外務大臣からは、北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告、これについての発言がございました。この間、拉致問題、あるいは6者会合、北朝鮮との協議等々の報告の文言につきましては、外務省と拉致対策であります私共との間で二度、三度やり取りがあって案が出されたところでございます。特に、外務大臣からの発言で、脱北者問題並びにその他の人権侵害問題に関し報告がなされています。そして、外務省としても引き続き強い意志を持って、拉致問題の解決に向け全力で取り組んでいく考えですと言われております。私は、あえて発言をいたしませんでした。
終了後、口蹄疫対策本部第5回会合が開かれ、総理から、明日宮崎に行くということを含め、先頭に立って大変厳しい現状に対して徹底的に対応するという強い意思表示がなされたところでございます。山田農水大臣から、日向、西都、宮崎、都城の処分状況について御報告がございまして、それぞれの所管大臣から対策について発言がございました。文科大臣、厚労大臣からそれぞれ、文科省においては、幾つかの獣医系大学の教授、学生の派遣、厚労省においては、各地の地方自治体における獣医さん、その内、臨床の資格を持っているのは100名以上に上る、これは御承知だと思いますが保健所の職員の大半は獣医さんです。これらの派遣について、文科省の派遣と同時に官房長官のところで調整をというお話があって、農水大臣から必要人数を上げて直ちに調整するということになったところでございます。終わりまして、総理には昨日の拉致被害者家族との面談についてお礼を申し上げ、なお、昨日私個人で留任の挨拶に鳩山さんと小沢さんの所へ挨拶に行きましたよという話だけしておきました。総理からは、「就任早々、タイミング良く拉致家族と会えて良かった」というお話がありました。以上です。
問 亀井大臣が辞任されたということで、大臣の受け止めをお願いします。
答 亀井さんにしてみれば、こういう行動を取らざるを得ない国会の状況であったかと、大変残念に思っています。また、長い経験を踏まれた政治家らしい御決断だろうと思っています。8ヶ月余り、先程も申しましたように、隣の席で、また、しばしばカラオケも御一緒いたしましたし、いろんなことを話し合いましただけに残念の一言です。ただ、連立に踏み止まっていただいて、私も非常に関心の深い郵政改革法案の行く末を見守るという御決断をいただきましたことを感謝申し上げ、選挙をお互いが勝利をして、是非、郵政改革法案ほか、重要法案の仕上げをしていきたいと思っています。
なお、先程発言し忘れましたが、原口総務大臣からは、「今回の国会でまだ、選挙費用の法案が通っていない。これが通らないと参議院選挙を執行できない」というような発言がございまして、これらについても十分御注意願いたいということでございました。
問 口蹄疫の関係で、また被害場所が拡がりましたけれども、昨日140人増員と仰られましたけれども、プラスはありますでしょうか。
答 どういう交通規制をおやりになるか、何ポイントで防疫措置を取られるか、昨日、ポンポンポンと三つ一遍に出まして、まだ十分現地の本部へも実情が上がってきていないという状況です。早速、それぞれの農場では屠殺して埋没する作業が進んでいる、都城等はもう終わったと聞いておりますが、そういう状況下でどういう増員が必要か、要請があり次第送りたい。現在300名、宮崎県警外で新たに増員をしているわけですから、これらの配置で間に合うのかどうか、これらも含めて対応をいたしているところでございます。なお、鹿児島県側も交通規制等かなり思い切っておやりになると聞いています。ここら辺の需要も含めて、十分対応したいと思います。
問 官房長官と総理から、深夜の話し合いの状況について、差し障りのない範囲でどんな話だったのかというのを。
答 五重八重に積み重なったパズルを解くが如く難しいということを言われていました。
問 それは、総理の発言でしょうか。
答 いえ、官房長官。
問 総理の方からは、どういうような発言が。
答 大変、難しい判断だったが、党の方でそういう決定をされて、そして本日の本会議の日程等を決めて大変御苦労だったと、これで了としたい、また、国民新党に対して十分配慮し、自分も電話を掛けたり、話し合いをしたりする中での決定だ、やむを得ないと、しかし、今後とも連立というものを大事にしていきたいという御趣旨の御発言でございました。あまり言うなというんですがね、毎回、毎回、まあ、そう何も言わなかったら皆さんもお仕事にならんでしょうから。
問 菅内閣が発足して直ぐの閣僚の辞任となりましたが、これが今後の選挙、若しくは政権運営に与える影響というのは、大臣としてどうお考えでしょうか。
答 参議院は、いずれにいたしましてもギリギリの数で国会運営をいただいているわけでございます。そういう中で、それぞれ大きな影響が出てきたし、また心配もされることは間違いありません。しかし、国民新党さんとは、衆議院選挙前にもう何人もの方が民主党に入られるなど、本当に解け合った関係で来ていますから、また各地区でも全て御推薦をいただいたり、国民新党の候補者をこっちが推薦したり、選挙協力についても現地、現地できちっとできていますので、私は大きな心配はないと考えています。亀井大臣を含めて、郵政改革法案についていろんなところで御発言をなさって、民主党のこういう状況の中で国会の期日が足らずにできなかったということで、ギリギリの御決断をなさったのだろうと思っています。私共も、この御決断を非常に重要視して、選挙後も間違いなく政権運営ができるように頑張っていきたいし、また国民新党さんとの政策合意を大切にしていきたいと考えています。
問 御担当外のことで恐縮ですが、「障害」の字の使い方を大至急決めていきたいと。
答 「害」という字を、今この「害」を使っていますが、それについていろいろと議論があるんですね。当用漢字でもいろいろと問題がありまして、そこのところはまだ、法務省を含めてきちっと決まっていない。今回は、普通の公害の「害」を使っています。いろんな文章では、「害」というのはひらがなになったりしているでしょう。そういったことについて統一したいというのが、千葉法務大臣の御発言でございました、人権ということに関して。しかし、これは厚労省もあればいろいろとありますから、大至急、調整をしていくということではないかと聞いておりました。
問 今国会に出されています障害者自立支援法、あれは今国会の中で字面を変えるという可能性までありそうですか。
答 今国会ってもうこれは仕方がないことですから、統一されたらみんな字面は変わるんだろうと思います。そういうふうに、いろんな使われ方をしているだけに、まとめて使うというのは非常に難しゅうございます。私なんかも、地元で文章を書いたりする時に、いろんな方から、ここでこんな字を使うなとか、いろいろと言われる時はありますが、みんなバラバラですから、非常に対応を困る時があるのは事実です。
問 昨日、家族会と御面会をなさって、今朝も総理からタイミング良くという話があったということですが、これ以外にも、昨日の御面会後とかに何か個別に総理からお話は。
答 いや、何もありません。昨日、記者会見で申し上げましたように、内閣がスタートしてバタバタしている時期ですし、口蹄疫問題もありますから、落ち着いた時期に本部会議をやりたいと、外務大臣、総理大臣、官房長官、私の4人でやっていきたいと思っていますが、ちょっとまだ時期的なことは分かりません。
昨日、公安委員会後の記者会見でも申し上げましたが、日曜日に秋葉原へ、いわゆる「ホコ天」の所を視察にまいります。どうぞ、良ければ御一緒に。