１ 日時 平成２３年１２月６日（火）９：０１～９：０７
２ 場所 警察庁第４会議室
３ 概要 今日の閣議では、拉致に関することを御説明申し上げましたけれども、拉
致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題についての関心を深めてもらう
ために、１２月１０日から１６日が北朝鮮人権侵害問題啓発週間とされてお
りますのは、御案内のとおりでございます。
この期間中の行事の一つといたしまして、１２月１１日、日曜日より、拉
致問題対策本部と法務省の主催による拉致問題シンポジウムを開催いたしま
す。
１２月１６日、金曜日には、政府拉致問題対策本部、外務省の主催によっ
て、在京各国大使を招いての映画「めぐみ」の上映会を開催することにして
おります。プレイベントとして、本日、今日６日から９日までの間、映画
「めぐみ」上映会及び横田めぐみさんの写真パネル展が、衆議院第二議員会
館で開催されます。以上、３行事があるということを本日の閣僚懇の場で御
案内をいたしました。
拉致問題の解決には、幅広い国民の皆様の理解と支持が不可欠であります
ので、記者の皆様方にも周知、協力方よろしくお願いを申し上げます。
以上が、今日の閣僚懇等で私が発言をした内容でございます。
私からは以上です。
問 一川防衛大臣の問責決議案が、今週金曜日に提案されるということになっ
ておりますが、大臣はこのことについてどのようにお考えですかというのが
まず１点と。
もう１点、大臣に対する問責決議案も今検討されていますが、大臣は今の
段階で辞任等々のお考えがあるのかどうか。この２点お伺いできますでしょ
うか。
答 まず一川防衛大臣のことに関しましては、私も閣僚の一員、同僚でござい
ますので、コメントをする立場にはないと思っております。
また、私自身のことにつきましては、そういう予測に対するお答えも差し
控えさせていただきたいと思います。
問 別件なんですけれども、昨日の会合で総理が消費税増税に向けて、不退転
の決意という形でかなり意欲を示されました。大臣の消費税に対するスタン
スを教えていただけますでしょうか。
答 私も閣僚の一員でございますから、国家公安委員長とか大臣としては、ま
だ総理の御発言でありますけれども、閣内における正式な御発言や、あるい
は御指示があれば、それは一致して、そういう方向で歩むものと思っており
ます。
問 総理は増税の方針を示されているんですが、それが示されれば、結論とし
て大臣も賛成されるという。
答 最終的に閣議で決定をされればですね。
問 一方で、最近の世論調査で、消費増税反対という意見が強くなってきてい
るんですけれども、このことについて大臣はどのように。
答 率直に言って、今「消費税」という言葉は踊っておりますけれども、それ
ぞれがそれぞれの立場で色々と見解を述べていますけれども、具体的にどう
いう姿、形なのかということは見えておりませんので、今の段階でそういう
ことに対して一つずつコメントをすることは、内閣の一員として、やはり差
し控えさせていただきたいと思っております。