国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成24年11月20日(火)10:45~10:49

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  今朝の閣議は、総理がカンボジアに行かれておりまして、あと枝野大臣が
欠席で、そういう中で閣議案件を処理いたしました。

      私からは以上であります。

  突然の解散になりましたけれども、御自身の選挙の関係で、ちょっと困っ
ていることとか、今の現状とかを教えていただけますか。

答  今回は民主党の候補者は全員が困っているんではないでしょうか。よく選
挙はその回その回と言われますけども、前回の選挙を振り返って、こうも情
勢が変わるのかということで、特に現職の民主党議員各位は同じ思いでこの
厳しい戦いに臨んでいると思います。

  総理が外遊中に記者に対して、TPPの推進について公認の判断基準にす
るという発言もしているようなんですが、それについてはどのように。

答  そういう報道がありますけど、間違いなく総理がそういうふうに言ったん
でしょうか。

  報道ではそうされています。

答  報道は、総理の発言を捉えて、主観的に書くことも多々ありますよね。私
ははっきりと総理がそういうふうに明言しているとは思えないんです。とい
うのは、私は総理に何度か話をしまして、その中で総理の見解として、自分
は所信表明でTPPに関して申し上げた点から脱却しないと、それ以上でも
以下でもないと、その方針で臨みますと、こういうふうに言明されています
し、そのことは官房長官も同じ見解ですし、併せて、党の細野政調会長もそ
のような見解です。それを私は、確認いたしております。したがって、その
ことはそういうことを報道されたマスコミさんの主観的な見方ではないかと
思います。

   いずれにしても、党・政府としては、TPPに関しては反対・賛成はまだ
決まっておりません。今、党においてもしっかり議論の途上にありますし、
それから先日、総理は予算委員会で、これについては関係閣僚会議を持って
決定したいというか、進めていきたいと言いましたよね。その関係閣僚会議
はまだ持たれておりませんし、この点ではいわゆる進行形の形ですね。