国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成25年3月26日(火)9:30~9:44

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  閣議の後に、観光立国推進閣僚会議、第一回目の会議がございました。こ
れは、内閣総理大臣からの発言と、観光庁長官から観光についての取組の現
状というのがございました。その中で、年度内は1,000万人を目指して
いくというような報告もございました。

      実は、私の方から積極発言の一つとして、こういうようなことを発言させ
ていただきました。現在は、カジノは国内でやることについては、刑法で禁
じられております。しかし、外国の例では、カジノが観光資源の開発に大き
く貢献しているということもよく承知しております。ただ一方、日本ではカ
ジノは賭博罪に当たります。現状では禁止されておりますので、警察として
は、カジノを合法化、積極的に推進する立場にはないと。ただし、カジノに
ついては、暴力団であるとか、外国人犯罪組織の影響の排除、あるいは青少
年の健全育成、その他治安上の観点からの問題が生じないような措置が的確
に講じられるのであれば、カジノを合法化する特別立法について反対するも
のではありません。こういう趣旨の発言をさせていただきました。

      これについて、経済産業大臣等々からも海外のカジノの観光への貢献につ
いての御報告がありました。

  今日で安倍政権発足から3ヶ月になります。総理は、今後も結果を出すた
めに全力を尽くしたいというふうにおっしゃっていました。大臣の担当する
拉致、国家公安委員長、防災として、今後改めて意気込みというか、抱負を
お願いします。

答  もう3ヶ月かなというのと、まだ3ヶ月かと。「まだ3ヶ月か」というの
は、かなり具体的ないろんな仕事を一つ一つ積み上げてきておりますので、
そういった視点。「もう」というのは、それだけ忙殺をされてたのであっと
いう間に過ぎてしまったと。やはりこれからも実行する、そして、速やかに
政治決断をして正しい判断の下で実行していく、これに徹していくことだと
思います。安倍内閣の一員として、総理と同じその覚悟と心意気でこれから
も職務に励んでいきたいなと思います。

  先ほどのカジノについての発言ですけれども、国家公安委員長としての発
言ということでよろしいですか。

答  はい、そうです。今日は、私はカジノの関係閣僚会議は国家公安委員長と
して出席をいたしておりますので、先ほど申し上げた発言は、私、国家公安
委員長としての発言です。