国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 平成25年4月25日(木)12:00~12:03

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。古屋委員長
は、所用のため途中退席されました。委員は、全員出席です。議題事項につ
いては、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の規定に基づく
適格都道府県センターの認定等」について説明があり、原案どおり決定いた
しました。その他警察庁から報告事項について、報告がございました。

      以上です。

  長官にお尋ねします。公職選挙法が改正されて、インターネットを利用し
た選挙運動が可能になりました。この夏の参院選挙から解禁されるというこ
とでありますけれども、選挙違反を取り締まる警察として、この改正法をど
う見ておられるのか、取締りについてどう対処されるのかについてお尋ねし
ます。

答  (長官)言うまでもなく、違反の取締りを通じて選挙の公正を確保するこ
とは警察の重要な責務であります。

   今般、インターネット利用選挙運動が解禁をされる改正が行われたわけで
ありますけれども、警察としては、その改正法の趣旨にのっとり、適切に取
締りを推進してまいりたい。その際、体制面では、捜査二課を中心とする選
挙違反の取締り担当部門にサイバー犯罪対策部門、それから、情報通信部門
を連携させて必要な体制を構築したい。

   さらには、この改正法とサイバー犯罪捜査に関する教養を徹底すること、
それから、候補者等からの被害相談等の事案への適切な対応、こういった点
について都道府県警察を指導して、適切な取締りに遺漏なきを期してまいり
たいと考えております。