国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成25年11月15日(金)8:53~8:58

2 場所 内閣府本府1階会見室

3 概要  

  36年前の今日、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致をされたわけですけれど
も、大臣の救出の思いをお伺いしたいのと、最近、横田夫妻とは何かお話し
なさったりとかしましたか。

答  36年ですよね。49歳になられたということですね。実は、もう既に今
週火曜日に発表していますけれども、12月16日に拉致問題のチャリティ
コンサートをやりますけれども、そのときにピアノを弾いてくださる熊本マ
リさん、この方はお誕生日が横田めぐみさんと10日違い、また同い年で、
彼女も打ち合わせのときに言っていました。自分も13歳のときのことを思
い起こすと36年間ずっと北朝鮮に囚われの身でいるということをちょっと
自分でもその世界は想像を絶する世界だということをおっしゃっていました。
そういう声を聞くにつれ、安倍内閣の下で絶対に取り戻そうということを、
総理ももちろん拉致問題担当大臣の私も、そして国民の皆様もみんな同じ気
持ちになってるんではないでしょうか。我々の責務は、全員の被害者を取り
戻す、これに尽きると思います。そんな気持ちを新たにしました。

  最近、横田家とお話しになったりしましたか。

答  つい先日、ちょっと日にちは分かりませんが、定期的に家族会の皆様とは
お話ししておりますので、数週間前だったと思いますけれども、この一両日
はお話ししていませんけれども、定期的にいつもお話しして意見交換させて
いただいております。

  関連なんですけれども、今日も横田御夫妻と新潟の集会で、改めて救出へ
の訴え、思いを述べられるとのことですけれども、またとないチャンスで安
倍内閣で大臣もいらっしゃって総理もいらして、またとないチャンスだと思
いますが、改めてもう一度決意を一言いただけますか。

答  全員の拉致被害者を取り戻す。その揺るぎない決意を我々が行動に移して
いく、そして、このことは必ず北朝鮮にも伝わりますよ。北朝鮮は、しっか
り悟って拉致被害者を戻さなければ、あの国は立ちゆかないということをは
っきり悟らせるということだと、これに尽きると思います。