国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成26年7月15日(火)8:52~8:56

2 場所 中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B

3 概要   関係の議員とか政党の協力によりまして、去る6月18日に成立いたしました児童ポルノ禁止法の改正法が、今日7月15日から施行されまして、児童ポルノの単純所持が禁止されました。また、盗撮による児童ポルノ製造罪等の規定も適用されることになります。ただ例外として、自己の性的目的での児童ポルノ所持罪の適用は1年間猶予ということになります。児童の保護と権利の擁護に向けた警察活動が積極的かつ適切に行われて、児童ポルノの根絶に向けた対策が強化されるようにしっかり警察庁を指導督励してまいりたいと思います。これでG8のうち、規制がないのはロシアだけということになりました。

問  北朝鮮が最近ミサイルやロケット砲の発射を相次いで行っています。必ずしも日本を対象にしたものではないのかもしれませんが、拉致を抱える日本の足元を見ているという側面もあるのかなと思うのですけれども、大臣の所感をお願いします。

答  これは官房長官や防衛大臣が既に会見等々、委員会でも多分発言されています。そこに尽きると思っております。日本と北朝鮮、拉致問題を抱えておりまして最重要課題の一つとして、現実に今、日朝協議が進められていますので、その協議をしっかり進めて拉致問題解決に向け取り組んでいく、これが私の責任でもあり、政府の責任でもあると考えています。