国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成26年9月19日(金)10:51~11:02

2 場所 中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B

3 概要   まず薬物乱用対策推進会議についてでございますけれども、本日開催されました「薬物乱用対策推進会議」において、私からも発言いたしました。危険ドラッグについては、乱用した者による事件・事故が未だ発生しており、依然として予断を許さない状況にあります。
 警察としては、危険ドラッグの乱用の根絶を図るため、関係機関とも連携し、各種法令を駆使した取締りの強化や危険ドラッグの危険性についての啓発を強化するなど、緊急対策に掲げられた施策を強力に推進してまいります。
 今後とも、有効な対策が推進されますように、警察を督励してまいりたいと思います。
 2点目でございますが、平成26年秋の全国交通安全運動についてであります。本日の閣議において、内閣府特命担当大臣の有村大臣から平成26年秋の全国交通安全運動の実施について発言がございました。
 これに関しまして、私の方から、警察としても、各自治体や関係機関・団体と緊密に連携しながら、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、国民の意識啓発を始めとした交通安全対策を一層強力に推進していくことなどについて発言いたしました。

問  拉致問題の関係で、大臣、先日のグループインタビューで、今のところ初回報告の日時や内容が示されていないのは非常に遺憾だというような発言をされたと思うのですけれども、これは当初の予定よりも遅れているということが念頭にあっての発言かと思ったのですが、どういう理由で遅れているのかということをどのように感じていらっしゃるのでしょうか。

答  中国の北京の大使館ルートを通じて、今やり取りを行っているところでございますが、何らかのことが、今日、官房長官から現在記者会見が進行中だと思いますが、そこで官房長官からの発言があると思います。

問  今日、家族の方と面談されて説明会ということですけれども、どういったことを家族の方に伝えたい、説明したいと考えているのでしょか。

答  家族の皆様からは、以前からどのような交渉なのかというようなことを、外務省からも説明を聞きたいということで御要望がございました。そこで本日、午後5時半より伊原局長を始めとする外務省の皆様、そして、拉致問題対策本部、私と御家族の皆様とで、外務省からの説明、そして、御家族の皆様からは質問や思いを発言していただきながら、心一つにしていきたいと思っております。

問  関連で、昨日、官邸の方に行かれて、総理とお話をされたと思うのですけれども、その際に今日の説明会について、総理と中身を詰めるというようなことはあったのでしょうか。

答  先週、スイス、ジュネーブの国連の場で、基調講演とシンポジウムをいたしました。そして、各国の大使と意見交換もいたしました。その御報告を総理にいたしまして、国連総会、年末の決議に向けて、どのような考え方、それぞれの国が、あるいは日本としてもリーダーシップをどう取っていくかというようなことを私の方から報告いたしました。その後に、本日行います家族の皆様とのことを御報告いたしまして、総理の方からは家族の皆様の御疑問や思いをしっかりと受け止める場にしてほしいというようなことがございました。