国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成27年1月13日(火)10:51~10:57

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問  拉致についてお伺いしたいのですけれども、本日、飯塚代表とこれからお会いになられると思うのですけれども、面会になられる理由と、そして、御家族からもいち早い報告を求められていると思うのですが、御家族の思いをどのように拉致解決に結びつけていきたいかということをお伺いできたらと思います。

答  まだ第1回の報告が北朝鮮から来ないということは、非常に遺憾な状態だと思っております。昨年11月にも家族会、そして、救う会の方から何も動かないのであれば解除した制裁をもう一度再発動すべきではないか、あるいは強化すべきではないかと、とにかく拉致の被害者の救出に向けて事態が進展するようにしてほしいという申入れを受けました。この件に関しては、総理とも私、御報告し意見交換をしておりますが、年を越えて今も動いていないということで、今日また申入れがあると思います。そして、解決のための意見交換をしていきたいと思っております。

問  追加なのですけれども、今月に入って拉致の特別調査委員会、北朝鮮が立ち上げてから半年が経過したということですけれども、繰り返しになってしまいますが、官房長官が調査の全体的な報告については、1年を目途というようなことをおっしゃっていましたけれども、スケジュール感についてお伺いできたらと思うのと、あと御家族からは最終的な報告の前に、第1回目の通報についても期限を切るように申入れがあると思うのですが、政府として第1回目の通報の期限の目途などについても区切る考えがおありかどうかお伺いします。

答  速やかに正直に1回目の報告をするようにということは、常に日本政府が求めてきているところでありまして、そのために最も効果のある方法を不断に分析、検討しているところであります。この姿勢は全く変わりませんし、そのことも今日、家族会、救う会に説明していきたいと思っております。