国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成27年1月27日(火)10:21~10:24

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   シリアにおける邦人拘束認知から1週間が経っております。テロは卑劣であり、断固として許さない、言語道断であります。改めて、後藤健二さんの解放に向け、関係省庁と連携して全力で当たっているところであります。
 インターネット上に湯川遥菜さんが殺害されたとみられる画像が配信されたことを受け、警察庁では、引き続き、諸外国の治安情報機関とのパイプを通じて各種の情報収集活動を精力的に行っております。
 また、警察庁は、全国警察に対し、幅広く関連情報の収集を行うとともに、必要な警戒の実施等の警備諸対策を徹底するよう指示しております。さらに、これまでも、警視庁及び千葉県警察において、御家族への連絡、御家族からの御相談に応じるなど、外務省と連携し被害者支援を実施してまいりましたが、今後とも御家族の心情に配意し、支援を継続してまいります。

問  先ほどのシリアにおける邦人拘束の件ですが、インターネット上で公表された画像などの解析を科学警察研究所で行われていると思いますが、その鑑定と安否につながる情報等、今の進捗状況についてお聞かせいただけたらと思います。

答  現在、分析精査中でありまして、これ以上の個別具体については控えさせていただきたいと思っています。