国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成27年6月19日(金)8:55~9:05

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令の一部を改正する政令の閣議決定についてであります。先ほどの閣議におきまして、一昨日、6月17日に成立いたしました風営適正化法の改正法の公布と、風営適正化法施行令の一部を改正する政令が、閣議決定されました。この政令は、風営適正化法の改正法の一部が公布日に施行され、ダンスホール等営業が規制対象から除外されることに伴いまして、政令においても、関連規定について所要の整理を行うというものであります。

問  拉致問題についてお伺いします。先日、拉致議連の総会で平沼会長が、報告が7月上旬に来るのではないかということをおっしゃいましたが、見通しについてお伺いできますでしょうか。

答  一日も早く正直で、誠実な報告書を出すようにと北朝鮮に求め続けているというところであります。

問  関連で、先日、一部報道でこの春の非公式の接触の中で、拉致を含まないような報告書を向こうが示してきて、日本政府が受け取りを拒否したという報道もありましたが、この事実関係と、大臣のお考えとして、仮定の話になるかもしれませんが、拉致を含まないような報告を北がしてきた場合に、日本政府としてはどのような態度で臨んでいきたいとお考えになっていますでしょうか。

答  報道については承知しておりますけれども、それについて一つ一つコメントをするということは控えさせていただきたいと思います。政府としましては、拉致問題は最優先、最重要課題ということを伝えているわけでありますから、拉致問題の報告、そして、帰国に向けてということを最優先、最重要と考えております。