国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成27年7月31日(金)8:42~8:46

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   私の方から1点申し上げます。拉致問題関係でありますけれども、本日、午前9時45分から10時30分まで、官邸2階小ホールにて第7回政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会を開催いたします。拉致議連及び各党から政府に対する要請等が出てきておりますけれども、総理出席の下、各党からの御意見を直接伺いたいと考えております。以上です。

問  冒頭でおっしゃった拉致の政府・与野党なんですけれども、拉致議連の方からも再制裁、制裁の強化など望む声もあって、今日、要請書を手渡すと思いますけれども、改めて対北政策、政府として今のところどのように取り組まれていく予定か教えていただきたいと思います。

答  先般、北朝鮮の方から北京の大使館ルートを通じて、調査報告、今しばらく時間がかかるという連絡があったわけで、誠に遺憾に思っております。総理からは、岸田外務大臣と私の方に北朝鮮から早急に具体的な動きを引き出すべく、働き掛けを強めるようにという御指示がございました。そうした御指示を踏まえまして、働き掛け、そして今後の動きを見ながら考え、判断をしていきたいと思っております。

問  今朝の朝刊で一部報道がありました神奈川県警で交通死亡事故の人数の報告を遅らせて、いわゆる全国都道府県の交通死亡者数の、ある期間のワーストを逃れていたのではないかという報道が出ています。これについて受け止めをお願いします。

答  報道については承知しております。神奈川県警の取扱いについて、個別具体的なことは承知しておりませんが、一般論として申し上げれば各都道府県警において、事故として計上すべきかどうか、直ちに判断できないという場合は計上を保留し、所要の捜査、調査を行った上で計上すべきものについては、速やかに交通事故統計に計上しているものと認識しているところでございます。