国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成28年9月6日(火)10:55~11:07

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   

問 今、「三ない運動」というものが30年以上続いておりまして、18歳になっても四輪の免許が取れない、16歳のバイクは言うに及ばずというような状況が続いております。その中で、成人が18歳に引き下げられたときの交通安全教育について、大臣がどのようにお考えか、私見でも構いませんので教えていただければと思います。

答 これらにつきましても、現実にはその状況をどう受け止めて、そしてその安全策を講じながら対応できるかといったことを慎重に検討していくことが必要だと思っております。

問 大臣は「三ない運動」についてどのようにお考えでしょうか。免許を与えない、乗らせないという教育指導についてなのですけれども。

答 これは国民の、基本的には安全を担保していくということからの教育でございますので、それに対応できるだけの知識や教養といったものを含めて対応していく必要がありますので、それをどこまでの線とするかということについては慎重に御議論いただきたいと思っております。

問 鶴保大臣が、大臣就任前の7月の事なのですが、大阪府内でスピード違反で摘発されて、大阪府警に書類送検されたということが分かりました。国家公安委員会委員長として御所見をお願いします。

答 個別の取締りにつきましては、国家公安委員会委員長としてお答えをすることは差し控えたいと思います。一般論として申し上げれば、警察では法令に違反する行為があったときは法と証拠に基づき厳正に対処しているものと承知をしております。