国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年5月23日(火)9:23~9:27

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 北朝鮮が、5月21日に弾道ミサイルの発射実験をまたしても行いましたが、大臣の受け止めをお願いします。

答 これまでの弾道ミサイルの発射に続く今回の発射は、明白な安保理決議違反でありまして、極めて問題のある行為であると思います。
 引き続き、情報収集や関連施設の警戒警備等を徹底し、国民の安全・安心の確保に万全を期すよう警察を指導してまいりたいと思います。

問 テロ対策関連について伺いたいのですが、今朝方、イギリス・マンチェスターのコンサート会場で大きな爆発がありまして、19人が死亡、複数の死傷者が出ているようなのですけれども、この事案を受けましての日本の警察の対応として何かとられるものがあればということと、そういったコンサート会場等のソフトターゲットを含むテロ対策について、どのように進められていかれるのか、お伺いします。

答 お尋ねにつきましては、報告を受けているところでございます。現在、外務省を始め、関係機関とも連携して情報収集を行っているところです。厳しい国際テロ情勢の中、我が国に対するテロの脅威が現実のものとなっているところで、テロ対策に万全を期す必要があります。警察におきましては、一昨年6月、「警察庁国際テロ対策強化要綱」を策定いたしまして、これに基づき、各国治安情報機関との緊密な連携等による情報収集・分析の強化、入管・税関等と連携した水際対策や官民連携の強化、各種部隊の能力向上等による国内におけるテロ等発生時の事態対処能力の強化等の施策を推進しているところでございます。
 これに加えまして、一昨年のフランス・パリにおける同時多発テロ事件を踏まえ、警察庁から都道府県警察に対し、対処能力の強化、銃器取引に係る情報収集の強化や違法な銃器の摘発・押収、ソフトターゲット対策等の取組についても推進するよう指示をしたところでございます。
 こうした取組を着実に推進し、テロ対策に万全を期すよう、警察を指導してまいりたいと思います。

問 1971年の渋谷暴動事件で指名手配されていた容疑者と見られる男が、大阪府警に逮捕されていたことが判明しましたが、これについて御所感をお願いします。

答 御指摘の報道につきましては、大阪府警が5月18日に中核派関係者2人を逮捕したとの報告を受けております。具体的な捜査状況につきましては、今後の捜査に支障があることから、お答えを差し控えさせていただきたいと存じます。