国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年7月25日(火)9:06~9:09

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   本日の閣議において、平成29年警察白書を配布いたしました。
 本年の白書では、交通安全対策の歩みと展望と題する特集を組みました。交通事故の現状やこれまでの交通安全対策の変遷を紹介するとともに、安全かつ快適な交通の確保に向けた警察の取組と今後の交通安全対策の展望について記述しております。
 警察としては、世界一安全な国、日本の実現に向け、交通安全対策を始めとする各種施策を推進し、国民の安全安心を確保してまいる所存でございます。

問 秋田の大雨被害の関連で伺います。秋田県の佐竹知事が、雨の降り始めた22日に県外にゴルフに出かけて、飲酒を理由に1泊して翌日に開かれた県の災害情報を共有する連絡会議に遅れるといった、危機管理を疑われるような事案がありましたが、今回の秋田の事例の受け止めと、首長の災害対応のあり方に関して大臣の御見解をお願いします。

答 東北地方、北陸地方に停滞する前線の活動が活発になり、22日から東北地方や北陸地方を中心に大雨となっております。今回の大雨により、雄物川が氾濫するなどし、秋田県内を中心に家屋の浸水や土砂崩れなどが相次いでおります。住家被害なども発生しておりまして、被害に遭われました方々には御見舞を申し上げたいと思います。
 政府といたしましては、情報収集体制を強化し、状況把握に努めてきたところでございます。
 また、昨日には7月22日からの大雨に係る関係省庁災害対策会議を開催し、被害状況や今後の対応について確認を行ったところです。北陸地方を中心に、引き続き大気の状況が不安定となる見込みでありまして、国民の皆様には最新の気象情報や、地元自治体からの情報に十分注意していただき、大雨の際には早め早めの安全確保をお願い申し上げます。
 そのうえで、今回の対応について、私自身が予定しておりました徳島県への出張を中止し、災害対応に遺漏なきよう対応したところでございます。
 なお、自治体の対応の一つ一つについてのコメントについては、差し控えさせていただきたいと存じます。