国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年8月8日(火)11:00~11:12

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   

問 来週、終戦の日を迎えますけれども、閣僚として終戦の日あるいはその前後に靖国神社に参拝されるかどうか、お考えについてお聞かせください。

答 私、その予定はありません。

問 交通事故の死者数の削減に大きく役立つと言われている自動運転について、御所見をお伺いしたいと思います。自動運転の普及には社会的な需要が欠かせないと思うのですけれども、大臣は自動運転の普及と社会的な需要のバランスについてどのようにお考えでしょうか。

答 いきなりの質問で考えまとまっておりませんけれども、自動運転というのは非常に便利なものになるかなと思います。しかし、便利になりすぎてそこに信頼が持てるかどうかということも気がかりではあります。
 教科書のようなものがきましたけれども、自動運転は交通事故の削減や渋滞の緩和に寄与すると考えられることから、警察としてもその進展を支援する観点から、取り組むべきものと認識。今後とも、関係省庁と連携しながら、自動運転の実現に向け、制度面の検討をさらに進めるなど、交通の安全と円滑の観点から、必要な取組を推進するよう警察を指導してまいる所存。ということですが、あまり便利になりすぎて、その影の部分も実際出てきてくるのもいろんな場面でありますから、ここはこことして注意をしておかなければならないなというのがあります。
 話が長くなりますけれども、20年以上前からこの仕事をしているのですけれども、当時は議員の秘書でありましたが、例えば、携帯電話なんかを持つと、当時はなかったから、上の人に電話しろなんて言われると、100ぐらいは頭に入っていました。電話番号が自分の頭の中に。今、自分の家の電話番号も分からなくなったから。だから、便利になるのはいいですけれども、もうちょっとそのマイナスになる部分の検討も、今お答えした中に入っていると思いますが、人間として進めていかなければならないなということは個人的には思っています。