国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年12月12日(火)10:51~10:54

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 6月の東名高速での夫婦死亡事故で起訴された被告なのですが、事故後、2か月後にもあおりや割り込みなどの危険な運転をしていたことが新たに分かりました。東名での事故の前にも3件のトラブルを起こしていて、彼に限らずだと思うのですけれども、危険な運転を常習的に行っている悪質なドライバーへの対策については、どのようにお考えになりますでしょうか。

答 本当にひどい話だと思っています。一般のドライバーに危険を感じさせ、また、事故に対してあまりにも軽い思いを持っているのかなと思いますし、この事故の危険を生じさせるような悪質危険な運転に対しては、様々な手段を講じて抑止、やめさせていかなければならないと思っています。
 今までも、これは警察自体も捜査を徹底して厳正に対処してきているとは思いますが、なかなか今言われたように危険な悪質な運転を重ねてきていていると。重大な事故を起こした後にもそういうことを重ねてきているということについては、本人の問題でもありますけれども、免許更新時やあるいは教習所で様々な教育からしていかなければならないと思っています。特に、死に至らしめたようなことにつながるのだと、重大な結果につながるのだということを、これからのドライバー、あるいは新しく免許を取る方々にも教習所等でも指導していくということについて、国家公安委員会としてもしっかりと指導していきたいと思っています。