国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年12月19日(火)11:13~11:19

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   先程、座間市における事件の再発防止に関する関係閣僚会議が開催され、事件の再発防止策が取りまとめられました。
 この再発防止策の中において、警察はインターネット・ホットラインセンターの機能強化による削除依頼の推進、サイバー防犯ボランティア団体の活用や民間委託によるモニタリングの強化、SNS事業者による削除等の取組の促進等に取り組んでいくこととされています。
 インターネットやSNSの利用をめぐる問題に対しては、これまでも、関係機関と連携し、社会全体で対応してきたところでありますが、改めて、今回の再発防止策の取りまとめを受け、関係府省や民間事業者等と連携を一層密にして、これらの取組を強力に推進してまいります。

問 先週、警察庁は全国の警察に対して、追い上げや割込み等、危険な運転をするドライバーの取締強化と危険性帯有による免許停止処分を迅速に行うことで、そういうドライバーを早急に道路上から排除することが重要との指示を出しました。この対応についての大臣の所感をお聞かせください。

答 悪質・危険な運転をする者に対しては、厳正な取締りを徹底し、免許の停止等の行政処分を適切に行うことにより、これを抑止していくことが重要と認識しています。
 とりわけ、暴行、傷害等が伴うような、一般のドライバーに危険を感じさせる運転については、今言われたように、いわゆる危険性帯有による運転免許の停止処分を適切に活用するよう、先般、警察庁から全国警察に指示したものと思われます。
 これまでも危険性帯有というものはありましたけれども、改めてあおり運転、この前申し上げましたけれども、そういったものが死まで至らしめるようなことがあった中で、改めて再認識しようということを徹底した指示だと、そう承知しています。
 今後とも、様々な手段を講じて、悪質・危険な運転を抑止するよう、警察を指導してまいりたいと思います。