国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年1月26日(金)9:41~9:47

2 場所 官邸3階エントランスホールぶら下がり

3 概要   本白根山の噴火による被害状況でありますけれども、1月23日に、群馬県北部にある本白根山で発生した噴火により、訓練を行っていた自衛隊員1名がお亡くなりになられたほか、重傷者3名などの人的被害が発生いたしました。また、スキー場ゲレンデの山頂付近に、一時81名の方が取り残されることになりました。この度の噴火により、亡くなられた自衛官の方にお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
 政府としては、噴火を受けて開催した関係省庁災害対策会議において、火山活動の状況や、現地での活動に関する情報などを共有するとともに、救助活動に全力を挙げることなど、これらを確認して関係省庁が対応に当たってまいりました。
 一昨日と昨日に、警察と消防が行った現地確認では、新たな人的被害の情報等はなかったものと承知しております。今、言いました81名、一時取り残されたという方々は、全員救助されたということは既に確認されています。本白根山については、新たな監視カメラ等を設置し観測体制を強化したところであり、地元自治体と連携し、引き続き緊張感を持って対応に当たっていきます。