国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 平成30年3月1日(木)11:02~11:05

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。小此木大臣が欠席のため、私が代理で会見をいたします。警察庁からは、人事案件について説明がありまして、原案どおり決定いたしました。その他、警察庁から報告事項について報告がございました。以上です。

問 長官にお尋ねします。昨年3月に道交法が改正されまして、昨年12月末までの施行状況が公表されました。この公表結果についての受け止めと、今後の警察の取組についてお願いします。

答 (長官)改正道路交通法につきましては、国民の皆様の御理解、それから医師会や関係機関・団体の皆さんの御協力を得まして、円滑に施行されつつあると思っております。
 このほか、法の施行とともに警察では、高齢運転者の交通事故防止に向けて様々な対策を講じております。例えば、高齢者の運転に関する相談の窓口を設けております。運転を続けることに不安を感じる高齢者の方やその御家族の方々は、積極的に利用をしていただくように努めているところであります。
 引き続きまして、改正道路交通法を的確に運用し、高齢運転者の事故防止対策の更なる充実に向けて、総合的に取り組んでまいりたいと考えております。

問 長官にお伺いします。兵庫県三田市で女性が行方不明になっている事案なのですけれども、アメリカ国籍の男の供述から、この女性の遺体が発見されました。男は昨日、死体遺棄容疑で逮捕されています。非常に残酷な事件で世間の注目を集めている事件なのですが、本件に関する受け止めと、今後の警察の取組についてお願いします。

答 (長官)本当に痛ましい事件だと思います。まず、亡くなられた被害者の御冥福と、御遺族にお悔やみを申し上げたいと思います。
 兵庫県警では今、しっかりと捜査を続けています。犯行に至った背景等も含めまして、事件の全容解明に向けて捜査を進めていくと思います。それをもってまた、これがどのような事案であったのかということを考えてまいりたいと思います。