国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年3月16日(金)9:04~9:07

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 森友問題関連で、佐川前理財局長の証人喚問が来週、実施される見通しとなっていると聞いています。こうした事態になったことの大臣の受け止めを改めてお願いしたいのと、真相解明に向けて、佐川氏の証人喚問に期待するところがありましたらお願いします。

答 国会のことについては、私がここでお話をする立場にありません。しかし、先般もこちらで質問を受けましたけれども、今回の公文書のことについては、極めて重い話だと思っておりますので、政府の一員としてもその気持ちを持っています。国会において、いろんな形で運営がされることは、国会において含めて決めていただくことだと、このように思っています。

問 関連してなのですけれども、先日の大臣の会見で、近畿財務局の職員が亡くなったという報告を受けていると、そういった御発言があったかと思うのですが、その方が財務省本省に書き換えを指示されたと、そういった具体的なメモを残しているという報道があるのですけれども、その事実関係とメモの内容について報告を受けているかどうかお願いします。

答 そのことについても、報告を受けておりますけれども、個人の、あるいは御遺族のプライバシーに関わることでありますので、お答えを差し控えさせていただいています。

問 メモがあるという報告を受けたのでしょうか。

答 亡くなったことについて報告を受けております。

問 メモの有無についてはいかがでしょうか。

答 亡くなったことについても、その他のことにつきましても、これはお答えを差し控えさせていただいております。

問 関連して、昨日の会見でも長官から御発言があった件なのですが、森友文書の書き換えの可能性を官邸サイドが5日の時点で報告を受けていたけれども、把握していながら、その報告はなかったと一部報道で出ています。

答 報告がなかったと。

問 官邸に5日の時点で連絡が入っていたものの、いわゆるそこから報告がなかったということで批判が一部出ているのですけれども。

答 どこから報告がなかったと。

問 官邸が知っておきながら、という意味です。いわゆるアウトプットがなかったという。

答 公表ということかな。

問 公表ということです。

答 世の中に対してのこと。

問 そうです。連絡が入っていたのですけれども、その時点でいわゆる公表していなかったということに批判が出ているのですけれども、もし御所感があればお伺いできればと思います。

答 一つ一つ、詳しく私が頭に入っているわけではありませんけれども、それこそ報道の話ではありますけれども、国土交通省から入ったものと、財務省から入ったものとの違いがあり、これは財務省でしっかりと調査を進めるべきものであるということが中心であったのではないかと思います。
 どういうことか分かりませんけれども、いろんな情報が入ってくると思うのだけれども、整理された、公にしっかりと公表されたものをどういうふうに出していくのかということは、やはり官邸側の整理だと思います。