国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年4月20日(金)9:22~9:29

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   先程の閣議において、古物営業法の一部を改正する法律の公布が閣議決定されました。
 この法律は、最近における古物営業の実情等に鑑み、都道府県ごとの許可制度や営業の制限の見直し等により、事業者負担の軽減を図ること等をその内容としております。
 今後、この法律の適切な施行に向けて諸準備を進めていくよう、警察を指導してまいります。
 出張の件につきまして、4月23日及び24日にカナダのトロントにおきまして開催されるG7安全担当大臣会合に出席するため、4月22日から4月26日までの日程で出張してまいります。
 この機会に、各国閣僚等と意見を交換し、テロ対策等における国際協力を一層推進してまいりたいと存じます。

問 先日、財務省の福田事務次官がセクハラ報道を受けて辞任されました。双方の主張は必ずしも一致しておりませんけれども、いわゆるこういったセクハラというのは昔から社会で大きな問題としてずっと続いています。そこで、大臣に本件についての御所見をお伺いしたいと思っております。

答 本件については、この前も質問がありましてお答えをしましたけれども、その件についてもそうですけれども、これは私の中ではっきりしません。
 しかし、ハラスメントというのは要するに力の弱い立場の方に向かって強い立場の者が嫌がらせをするということであると認識しています。国家公安委員会委員長を兼ねていますけれども、犯罪が15年前は280万件、認知された刑法犯罪、これが今、90数万件まで減っている中で、減ってはいるのだけれども、例えば虐待であったり、オレオレ詐欺という特殊詐欺、お年寄りを騙すような弱い立場の人に犯罪が向かっているということを感じています。これはとても許されない話であります。これは、今言ったことがハラスメントかどうかは分かりませんけれども、しかし弱い者に対する力の向け方というのは、やはりこういった機会を通じて排除されなければならないということを申し上げました。とても残念なことです。
 政府の一員ですから、この前も影響が出ている、もはやということを申し上げましたが、一層、身を引き締めなければならないと私自身は思っています。

問 明日から、靖国神社での春季例大祭が始まりますけれども、大臣として参拝される御予定はありますでしょうか。

答 ありません。