国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年7月6日(金)9:54~10:02

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 今日午前、オウム真理教の松本死刑囚を始めとする複数の死刑囚の死刑が執行されたとの情報がありますが、大臣の受け止めと、後継団体の反応も懸念されるところですが、警察の対応をお聞かせください。

答 今の御質問については、法務省、法務大臣の所管でありますので、私からは答えを控えたいと思います。

問 文部科学省の局長が、私立大学の支援事業に便宜を図る見返りとして、自分の子供の不正合格をさせてもらったということで、受託収賄容疑で逮捕されています。現職の官僚が自分の立場を利用したという事件ですけれども、大臣の受け止めをお願いします。

答 これも所管ではありませんが、一般として、国家公務員の幹部、こういう報道でありますけれども、あるいは実際、逮捕されたということも含めて、私自身も非常に驚きと残念な思いがありますが、国民からすればそれ以上のことだと感じます。

問 オウムの死刑執行についてということで、先ほど御回答いただいたと思うのですが、もし御記憶の範囲で、オウムのいろんな一連の事件、過去ございましたけれども、覚えていらっしゃるものなど御感想じゃないですけれども、当時、覚えているものがあれば御記憶の範囲でお願いします。

答 これは私が1年生、1年生というのは平成5年の初当選でしたから、その1回生のときに、まず平成7年1月に阪神・淡路大震災があったのです。その直後、地下鉄サリン事件というのがありまして、1回生の時の悪い思い出として非常に残っています。自民党の国会対策運営委員会事務局の人がサリン事件に巻き込まれたり、私もその頃は横浜から電車で通っておりましたので、地下鉄も利用していまして、私自身被害はありませんでしたけれども、非常に嫌な思い出として、そういうのはあります。

問 正式には法務省の所管ではあるので、正式なお答えはということなのですけれども、今の嫌な思い出と大臣が思う中で、一つの今日は節目でもあると思うのですが、そういった認識ではあるということですか。

答 非常に、国民の皆さんが複雑な思いではないですかね。
 節目というと、何か良いことがあったというような意味が含まれていると思うけれども、そういうものとは違いますね。
 ただ、国家公安委員会委員長とすれば、いかなることが起ころうと、やはり不安というものについて、それを除去するように万全を期していきたいと、これは変わらぬ思いであります。