国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年9月14日(金)9:52~9:58

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 自然災害の死者数の在り方について伺います。北海道の地震では、官邸での発表に2度訂正があって、混乱が見られていたかと思います。そのうちの一つは死者数等という形で心肺停止の数も入れて公表していた数字を、などが抜けて死者の中に心肺停止も含まれて公表されてしまったと認識しています。
 そもそも死者と心肺停止は大きく違いますし、死者数等という表現は個人的には不適切だと思うのですが、今回の混乱の受け止め、自然災害の死者数の扱いについて今後どのように発表されるかというところも含めて、大臣の御認識をお願いします。

答 情報を得る私たちの受け止め方もありますし、一般記者さんたちの受け止め方、あるいはそれを御覧になる国民の皆さんの受け止め方、それぞれあろうかと思います。なるべく正確に整理をしなければいけないと思います。災害時の政府の対応については、不断の見直しを行っているところでもありますけれども、今言われましたようなことにつきましても、改善すべき点があれば、これをしっかり今後の課題としてまいりたいと、慎重にですね。
 いろんな情報が国には集まって、国の機関、あるいは国がその連絡を受ける機関、様々なところがありますので、しっかりと整理をするということが課題であればしていく必要があると思っております。

問 それでは、死者数等という表現も、今後の発表は見直していくということでよろしいのでしょうか。

答 死者数等という言葉は、私もここで使ったことがあります。この使い方がどういうことであるのかと批判をしているのかどうかも分かりませんけれども、適切でないということですか。

問 私はそう思います。

答 そういうことであれば、それは私の使った言葉でありますので、これを課題として私なりに考えてみたいと思います。