国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年9月25日(火)10:38~10:41

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 危険運転致傷罪で実刑判決を受けた受刑者の運転免許が取り消されていなかったケースが2件見つかりました。他にも疑いのある事案がありますが、問題が起きた原因や、今後の対策により同じような事案が防げるのか、免許証を持ったまま既に出所している他のケースはどう調査していくのか、大臣の所感を伺います。

答 これも非常に国民の皆さんに不安を与えてしまうような話でありますので、しっかりと整理をして、こういうことがあってはいけないと思っています。運転免許の取消処分がされないまま、危険運転致傷罪の受刑者が出所していたことを踏まえ、行政処分の対象者の所在の調査を徹底するとともに、警察庁と法務省のしっかりとした連携を強化して、対象者の所在を確実に把握できるようにすることとしたという報告を受けているところであります。
 引き続き、行政処分が迅速かつ確実に執行されるよう、警察を国家公安委員会としても指導していかなければいけないと思っておりますので、引き続き指導してまいりたいと思います。