国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和元年8月22日(木)12:15~12:18

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。警察庁からは、令和2年度警察庁予算概算要求案の概要等についての報告等がございました。以上でございます。

問  大臣にお伺いします。愛媛県で女子大生が誤認逮捕される事案がありまして、女子大生がその後手記も出しておりますけれども、その件について大臣の所見をお願いします。

答 (大臣)全く犯人ではない方を誤って逮捕した、このことは極めて遺憾でありますし、私自身も、地元のことでもありますけれども、大変怒りを持ってこの推移を見守っているところでございます。
 現在、愛媛県警察において、誤認逮捕に至った経緯の詳細、これを確認しているものと承知をいたしておりますけれども、いずれにせよ、こういうことは決してあってはならないことでございまして、再発防止を徹底するように警察を指導してまいりたいと思いますし、また、このことを踏まえて、我々も今後の捜査の在り方等々についても、しっかりとした対策を講じていかなければならないと思っているところでございます。

問  長官にお尋ねします。茨城県の常磐道であおり運転して、男性に暴行して、逮捕されたところですけれども、いわゆるあおり運転については非常に社会の関心が高いところです。この事件、あるいはあおり運転全般についての対応、お考え、取組についてお願いします。

答 (長官)お尋ねいただいた事件につきましては、茨城県警で、被疑者2名を逮捕して捜査中であります。
 もう一つお尋ねがありましたあおり運転についてであります。いわゆるあおり運転は、交通の安全と円滑への障害にとどまらず、意図的に危険を生じさせる極めて悪質な行為といえます。また、そう考えています。
 都道府県警察では刑法の適用も含めた取締りの強化、速やかな行政処分の徹底等を進めております。
 また、危険な運転についての110番通報には、迅速な対応に努めております。
 引き続き、こうした取組を推進し、悪質・危険な運転の抑止に努めてまいりたいと存じます。