国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 令和元年9月12日(木)11:36~11:39

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。武田委員長は防災担当大臣としての災害対策要務のため、委員会を中途退席されましたので、私が代理して会見いたします。警察庁から、令和元年秋の全国交通安全運動の実施等について報告がございました。以上です。

問  長官にお尋ねします。鹿児島県で4才の女の子が虐待されて、その後亡くなる事件があったところです。この事件では、関係機関の連携の問題等が指摘されているところです。児童虐待についての、警察としてどう取り組んでいくべきか、お考えをお願いします。

答 (長官)まずもってお亡くなりになられた女児の方の御冥福を心からお祈り申し上げます。
 お尋ねのありました今般の事件につきましては、鹿児島県警察が捜査を進めているところであります。
 児童虐待は、刑法犯の認知件数が減っていくという最近の傾向の中で、DVと並んで、私は治安上留意していかなければいけない要素だと認識しております。そのための対策も、児童相談所等の関係機関と連携してしっかりと進めていかなければならないと認識しております。
 警察といたしましては、関係閣僚会議決定がありますし、改正児童福祉法の規定もありますので、これらを踏まえまして、児童相談所、学校、県市町村等の関係機関と連携して、児童の安全を最優先とした取組 を確実に進めてまいりたいと存じます。