国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和2年5月8日(金)12:20~12:23

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 一つは警察に関することなのですけれども、休業中の飲食店とかそういった店舗が空き巣みたいな被害に遭うということが起きているようです。また、コロナに便乗した詐欺とかそういった詐欺の被害もあるようです。これについての大臣の受け止めと警察がどんな取組をやっているのか、また、やっていくべきか、これが一つ目です。
 二つ目は、ちょうど一週間前に初めてテレビ会議形式の閣議をなさったと思うのですけれども、遅くなって恐縮なのですが、感想と有用性について、2点お願いします。

答 新型コロナウイルス感染症に関して、キャッシュカードを詐取した事案、また、不審なメール等が現時点で確認をされております。
 また、休業中の店舗等に対する窃盗や子供のみが在宅する住居への侵入窃盗も発生しております。
 こうした国民の不安や窮状につけ込むような犯罪を断じて許すことはできません。警察におきましては、防犯情報の提供、また、パトロール等の警戒活動の強化等により被害の防止を図るとともに、取締りを徹底するよう都道府県警察に指示をしております。
 また、国民の皆様にも、警察からの注意喚起の広報等に留意していただきまして、不審な電話やメール等を受けた場合は、最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110番」に相談していただきたい、このように考えております。
 また、先般のテレビ会議形式による閣議に関してですけれども、災害等、今回のこうしたコロナウイルス対策等非常時における安定した態勢、こうしたものは常日頃から訓練をしておかなければならないわけでありまして、ありとあらゆる手段については、これを考えていかなくてはならないと思います。そうしたことから考えたら、非常に有意義であったと思いますし、また、今後のこうした新たなる時代を迎えて、そうした会議等も様々な場面で行われることと思っておりますけども、一つ一つ的確に対応していきたいと、このように考えております。

問 特段、会議で支障などは感じられなかったでしょうか。

答 それは全くありません。