国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和2年9月18日(金)15:30~15:36

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問  新しい内閣の下でデジタル庁の創設とか縦割り行政の排除、いろんな改革とか、変えていくような雰囲気に溢れていると思うのですけれども、大臣御自身は2度目の御担当ということで、具体的に決まっていないことでも構いませんが、実際に業務しながら、ここはもっとこう変えれるなとか、こういうところはこう改革ができたら良いな、何かそういう漠然としたもので結構ですけれども、何かお感じになったことはございませんか。

答  私を見て分かるようにね、デジタルとかですね、オンライン、リモートとか見てない男だと思っているでしょ。実際に苦手なんですが。
 しかし、そういうサイバー空間、デジタルの推進というのは、もう既に、世の中の基盤としてですね、前進しているということからすると、これはまた、国民生活の利便性につながっているという中でですね、総理が大々的に、改めて総理大臣になられてから、発信をね、改めてされているということもあって、その発信は広く受け入れられているという実感があります。
 防災担当ということもそうですけれども、一方で国家公安委員会、警察の管理、指導する立場にもありますが、そういうデジタル、インターネットやSNSというのでしょうか、そういった中でも、悪事を働く、悪辣なことを考える輩がこれまでもおりました。そういった犯罪はしっかりと取り締まっていかなきゃいけないし、犯罪だけじゃなくて、そういったその科学の進展によってですね、発達によって、発展によって、必ず光と影があると。その影の部分はしっかりと忘れずにですね、取り締まっていかなきゃいけない、ないように頭の中の整理をしていかなきゃいけないとは思っています。

問  ジャパンライフの山口会長が今朝逮捕されたことに関して、大臣のお考えをお伺いしたいのですけれども、山口代表は「桜を見る会」に招待され、招待状を宣伝にも使っていたことで、被害が拡大したのではないか、という御指摘もあります。また既に、ジャパンライフの関係33か所ですか、家宅捜索も行われていながら、逮捕が今日になったタイミングはどういうことなのでしょうか。また、野党の一部からは、安倍総理が辞めたからこのタイミングになったのでは、という御指摘もありますが、これに対する大臣の御所見をお願いいたします。

答  お尋ねの事件ですけれども、警視庁等においてですね、法と証拠に基づいて、必要な捜査を遂げた結果、今新聞に載った逮捕に至ったものであると認識しております。ジャパンライフ株式会社の元会長以下14名が詐欺の容疑によって逮捕されたものと報告は受けています。
 今後、警視庁等において、全容解明に向けた所要の捜査が進められていくものと承知しておりますけれども、詳細については控えさせていただきたいと思います。