定例委員会の開催状況

第1 日 時 平成15年10月16日(木)

午前10時午前11時15分

第2 出席者 小野委員長、渡邊、荻野、安崎、川口、大森各委員

長官、次長、官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長、警備局長、情報通信局長         

第3 議事の概要

 議題事項

(1)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会あての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を原案どおり了承した。

2 報告事項

(1)全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭について                    

警察庁から、10月31日にグランドアーク半蔵門において行われる全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭について報告がなされた。

(2)国会の状況について

警察庁から、10月9日に行われた参議院法務委員会の状況等について報告がなされた。

(3)古物営業法の一部を改正する法律に係る施行状況について                 

警察庁から、古物競りあっせん業(インターネット・オークション)の届出状況等、古物営業法の一部を改正する法律に係る施行状況について報告がなされた。

(4)ヤミ金融事犯の取締強化期間の実施結果について                    

警察庁から、取締強化期間1か月における検挙件数及び人員が昨年1年間の検挙数の半数を上回ったこと等、ヤミ金融事犯の取締強化期間の実施結果について報告がなされた。

委員より、「取締強化期間中、検挙件数・人員が非常に多かったというのは結構なことだが、この種事犯は、一度検挙されてもしばらくするとまた別の場所で行われるということが多々あるように思われる。したがって、今後も今回のような取締りを適宜行うことが必要ではないか。」旨、発言があり、警察庁より、「御指摘のとおりであり、今後も、関係部門との連携や都道府県警察間の連携等に配意し、総合力を発揮した強力な取締りを推進してまいりたい。なお、今回の貸金業の規制等に関する法律の一部改正では、罰則が引き上げられたが、これが今後、実際の科刑にどのように反映され、十分な抑止効果を上げているかについて注目していきたい。」旨、説明した。

委員より、「説明では、暴力団の関与事件が全体の約3割とのことだが、この割合は高いという理解でよいのか。」旨、質問があり、警察庁より、「御指摘の暴力団の関与事件は、暴力団の構成員又は準構成員が検挙された事件であるが、事件の背後に暴力団組織が絡んでいるものまで含めると、もっと高い割合になるのではないかと思われる。」旨、説明した。

委員より、「今回検挙された貸金業者は、貸金業の登録を再度受けることができるのか。」旨、質問があり、警察庁より、「貸金業の規制等に関する法律では、欠格要件を定めており、同法の規定に違反し罰金以上の刑に処せられた日から3年を経過しない者等は、申請をしても登録を拒否されることとなっている。」旨、説明した。

(5)中国瀋陽市における身の代金目的誘拐事件について(警視庁)                             

警察庁から、「10月9日、中国国内を旅行中の日本人男性が誘拐され、身の代金を要求された事件に関し、中国公安当局と連携し、同月11日、被害者を無事保護するとともに、被疑者3名の身柄を確保した。」旨の報告がなされた。  

(6)須賀川市における小学生被害にかかる逮捕監禁致傷等事件について(福島県警察)

警察庁から、「福島県警察は、9月11日に須賀川市内で発生した小学生に対する逮捕監禁致傷等事件に関し、10月9日、被疑者を逮捕した。」旨の報告がなされた。

(7)ブッシュ・アメリカ合衆国大統領の来日に伴う警備について

警察庁から、「ブッシュ・アメリカ合衆国大統領夫妻は、10月17日から18日までの日程で来日し、その間、総理大臣主催の夕食会等が行われる予定であり、関係警察で警護警備を実施する。」旨の報告がなされた。

(8)「()ジパング」による関税法違反事件の検挙について

警察庁から、「福岡県警察は、10月13日、トラックトレーラーの北朝鮮向け輸出に当たり価格を偽って税関に申告した疑いで、県内の商社「(有)ジパング」の実質的経営者ら5名を関税法違反で逮捕し、関係場所の捜索を行った。」旨の報告がなされた。

3 その他

(1)委員から、9月14日に宮城県警察の警察署敷地内で爆発物とみられる不審物が発見された事件に関し、「本件は警察を狙ったテロ類似の事件とも考えられることから、この種事件の捜査は地元警察署に任せきるのではなく、発生の初動段階で県警察本部や警察庁も応援するなど、より用心深い捜査をお願いしたい。」旨の発言がなされた。