定例委員会の開催状況
第1 日 時 平成19年11月29日(木)
午前10時00分~午前11時20分
第2 出席者 泉委員長、佐藤、吉田、葛西、長谷川各委員
長官、官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長、
警備局長、情報通信局長
情報公開・個人情報保護室長
第3 議事の概要
1 議題事項
(1)「刑事に関する共助に関する日本国と中華人民共和国との間の条約」への署名について
官房長から、「捜査共助のための連絡を国家公安委員会等の中央当局の間で直接行うことを可能とする『刑事に関する共助に関する日本国と中華人民共和国との間の条約』について、日中間の協議が調い、同条約への署名について、明日(11月30日)、閣議決定され、12月1日、北京において外務大臣が署名する予定である」旨の説明があり、これを了承した。
(2)三代目浅野組、道仁会及び二代目親和会の指定の確認について
刑事局長から、「岡山県公安委員会から受理した三代目浅野組、福岡県公安委員会から受理した道仁会及び香川県公安委員会から受理した二代目親和会に関する指定暴力団としての確認請求について、暴力団対策法第6条に基づく確認をし、当該公安委員会に通知することとしたい」旨の説明があり、原案どおり決定した。
(3)警備業の要件に関する規則等の一部を改正する規則案について
刑事局長から、貸金業の規制等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、警備業の要件に関する規則その他の国家公安委員会規則に定める「暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為」等について所要の規定の整備を行う改正案及び同案に対する意見公募手続の実施結果の公示について説明があり、原案どおり決定した。
(4)金大中氏拉致事件に関する韓国捜査当局に対する捜査共助要請について
警備局長から、金大中氏拉致事件に関し、これまでの経緯、韓国捜査当局に対する捜査共助要請の仕組み、要請事項についての説明があり、「刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約」に基づき、中央当局として指定された国際捜査管理官から韓国政府の法務部に対し捜査共助の要請を行うことについて了承した。
(5)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会あての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)警察庁長官に対する開示請求の状況等について(行政機関情報公開法関係)
情報公開・個人情報保護室長から、11月23日までの間に警察庁長官に対してなされた行政機関情報公開法関係の開示請求の状況及び開示請求に対する決定について報告があった。
(2)国会の状況について
官房長から、最近の国会の状況について報告があった。
(3)国外の犯罪行為を前提犯罪とする組織的犯罪処罰法違反被疑者の逮捕について
刑事局長から、埼玉県警察において捜査中の組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)事件で、11月27日、被疑者2名を逮捕した旨の報告があった。
(4)道仁会と九州誠道会の対立抗争について
刑事局長から、道仁会と九州誠道会の対立抗争の発生状況及び対策について報告があった。
佐藤委員より、「九州誠道会は暴力団対策法の指定暴力団に指定されていないので、暴力団対策法を適用したレベルの高い対策を講じることができないとのことであるが、これだけの対立抗争が起きている最近の状況にかんがみれば、指定を待つまでもなく的確な措置がとれるようにするなどの対策を講ずることが必要ではないか」旨、発言し、長官から、「指定暴力団としての指定を急ぐとともに、取締りを強化し、警戒を徹底したい」旨の説明があった。
吉田委員より、九州及び関東の暴力団情勢について質問があり、刑事局長から説明があった。
(5)皇太子殿下の第1回アジア・太平洋水サミット御臨席等(大分県)に伴う警衛警護警備について
警備局長から、「皇太子殿下は、12月2日から4日までの間、第1回アジア・太平洋水サミット御臨席等のため、大分県に行啓になる。また、本サミットには、国内外要人の参加も予定されていることから、関係警察で警衛警護警備を実施する」旨の報告があった。
3 その他
(1)生活安全局長から、11月26日に成立した銃砲刀剣類所持等取締法及び武器等製造法の一部を改正する法律に関し、審議経過、国会審議における主な論点等について報告があった。