定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和元年5月9日(木)

午前10時00分 〜 午前11時30分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 北島、木村、安藤、小田、川本各委員

栗生長官、松本次長、中村官房長、白川生活安全局長、露木刑事局長、北村交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長

 

第3  議事の概要

 

1 議題事項

(1)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を 

了承した。

 

2 報告事項

(1)国会の状況について

官房長から、最近の国会の状況について報告があった。

 

(2)令和元年度全国警察柔道選手権大会及び全国警察剣道選手権大会の開催について                             

官房長から、5月14日に令和元年度全国警察柔道選手権大会及び全国警察剣道選手権大会が開催される旨の報告があった。

 

 (3)平成30年における「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」の施行状況に関する国会への報告について

 警備局長から、「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」に基づき国会に報告する、同法の平成30年における施行状況について報告があった。

 安藤委員より、「昨年のオウム真理教幹部に対する刑の執行を受け、状況の変化はあったのか」旨の発言があり、警備局長から、「現状では大きな変化はないと認識している」旨の説明があった。

 

(4)天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う警衛警護警備実施結果について

警備局長から、天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う警衛警護警備の実施結果について報告があった。

 

(5)御即位一般参賀に伴う警備実施結果について

警備局長から、御即位一般参賀に伴う警備の実施結果について報告があった。

 

3 その他

(1)官房長及び生活安全局長から、警察署及び交番・駐在所の施設・設備面でのセキュリティ高度化のための取組例及び交番襲撃事案等を踏まえた地域警察官の対処能力強化等に向けた取組について説明があった。

   木村委員より、「施設等のセキュリティについては、警察庁から都道府県警察に対して何らかの指針を示す必要があるのではないか」旨、川本委員より、「好事例を踏まえた指導をしていただきたい」旨、安藤委員より、「セキュリティ強化の観点だけでなく、事案発生時の警察官の動きやすさにも注意が必要である」旨の発言があり、官房長から、「警察庁の考え方も提示しながら双方向的に進めてまいりたい」旨の説明があった。

北島委員より、「地域警察の運営の在り方については、これまでも議論になっており、容易に答えは出ないが、引き続き検討を進めていただきたい」旨、木村委員より、「地域警察官のモチベーションを高める視点も踏まえながら、計画的に検討を進めていただきたい」旨、安藤委員より、「地域警察官が現場で感じている様々な思いを拾い上げるようにしていただきたい」旨、小田委員より、「地域住民がどのように受け入れるかという観点や、地方の行政をどう進めるかという視点で、地域住民や地方自治体の人々などから広く意見を取り入れるべきである」旨の発言があり、生活安全局長から、「都道府県警察の実情に応じ計画的に取り組んでまいりたい」旨の説明があった。

川本委員より、「攻撃への対処については、実践において役立つかという観点から検討を進めていただきたい」旨の発言があった。

 

(2)刑事局長から、4月26日に発生した東京都文京区内の中学校における建造物侵入事件について報告があった。

 

(3)交通局長から、外国人の日本における運転に関する制度及び現在の状

況等について報告があった。