定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和2年7月2日(木)
午前10時00分 〜 午前10時40分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 武田委員長、木村、安藤、小田、櫻井、横畠各委員
松本長官、中村次長、露木官房長、小田部生活安全局長、田中刑事局長
第3 議 事
1 議題事項
(1)人事案件について
官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。
(2)極東会及び二代目東組の指定の確認について
刑事局長から、極東会及び二代目東組の指定の確認について説明があり、原案どおり決定した。
(3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)令和元年における行方不明者の状況について
生活安全局長から、令和元年における行方不明者の状況について報告があった。
安藤委員より、「特に若年層の行方不明者については、人身安全関連事案として、事件性の有無等についての判断を的確に行っていただきたい。また、高齢の行方不明者については、関係機関とより連携し、早期に発見することができるよう更に努力していただきたい」旨の発言があった。
(2)子供の性被害防止プランの令和元年度取組状況(案)について
生活安全局長から、子供の性被害防止プランの令和元年度取組状況(案)について報告があった。
木村委員より、「民間事業者や関係機関と連携しながら取締りや広報啓発にしっかり取り組むなど、社会情勢の変化にも留意しながら、これまで行ってきた地道な努力を継続してもらいたい」旨、櫻井委員より、「行政が誠実に対応すべき深刻な問題である。警察庁が所管する部分について、それぞれの項目で何をどこまでやるのかといった具体的な目標を設定して取り組んでいただきたい」旨、安藤委員より、「具体的な事例を用いて情報発信するなど、子供や保護者にとって性被害の危険性についての理解が進むように工夫した取組を行う必要がある。また、SNS上の不適切な書き込みへの対策等の好事例は、全国的に活用していただきたい」旨の発言があった。
(3)分裂した山口組の最近の情勢と対策について
刑事局長から、分裂した山口組の最近の情勢と対策について報告があった。
小田委員より、「暴力団の抗争により警戒区域を指定する際に、本部長が記者に説明するとのことであるが、不安を感じる住民も多くいることからこれは良い対応である」旨の発言があった。