定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和2年7月9日(木)

午前10時00分 〜 午前1035

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 木村、安藤、小田、櫻井、横畠各委員

松本長官、中村次長、露木官房長、田中刑事局長、北村交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長

小柳審議官(生活安全局担当)

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案について

刑事局長から、犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案について説明があり、原案どおり決定した。

 

2 報告事項

(1)令和2年7月豪雨に伴う警察活動等について

   警備局長から、令和2年7月豪雨に伴う警察活動等について報告があった。

   安藤委員より、「豪雨による災害が九州のみならず他の地域にも拡大していくおそれがある中、今後も被災者のために適切に対応していただきたい」旨、小田委員より、「警察が被災地における救助活動等で得た経験や知見を関係機関と共有するなどして、災害対策に活かしていただきたい。また、警察施設の所在場所を、ハザードマップを確認するなどにより、今一度チェックしておく必要がある」旨、櫻井委員より、「河川流域の歴史や地形といった河川管理の知見は、部隊の派遣といった警察活動にも活かすことができると思う。また、警察庁においては、警備局長を長とする災害警備本部から次長を長とする非常災害警備本部に格上げされたが、関係する都道府県警察と連携して対応していただきたい」旨、木村委員より、「今回、新型コロナウイルス感染症に対応する中で豪雨災害にも対応をすることとなったが、このようないわば「複合災害」にどのような対策をとるかについて、今回の経験も踏まえて検討していく必要がある」旨の発言があった。

 

3 その他

  小田委員より、「新型コロナウイルス感染症への対策として休業協力金の給付が行われているが、これらの給付金が反社会的勢力等の活動資金になることがないように適切に対応していただきたい」旨の発言があった。