定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和2年8月6日(木)

午前10時00分 〜 午前1035

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 武田委員長、木村、安藤、小田、櫻井、横畠各委員

松本長官、中村次長、露木官房長、小田部生活安全局長、田中刑事局長、交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。

 

(2)令和3年度警察庁予算概算要求重点項目(案)について

官房長から、令和3年度警察庁予算概算要求重点項目(案)について説明があり、原案どおり了承した。

木村委員より、「来年度分の予算について検討する上で参考となるよう、昨年どのような予算要求をしたかなどの資料も示していただけるとありがたい」旨、安藤委員より、「来年度は税収の大幅な減少が懸念されている状況であり、新たな視点も頭に置きつつ、優先順位や重点項目を整理し、検討をしていっていただきたい」旨の発言があった。

 

(3)「銃砲刀剣類所持等取締法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見の募集について

生活安全局長から、「銃砲刀剣類所持等取締法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。

 

(4)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)監察の取扱い事案について

官房長から、千葉県警察の警部補による酒気帯び運転等事案に関し、同県警察は、同警部補を免職処分とする予定である旨の報告があった。

 

(2)新型コロナウイルス感染症への対応について

   警備局長から、新型コロナウイルス感染症への対応について報告があった。

   櫻井委員より、「新型コロナ感染症対策において警察が果たすべき役割について、現場に過剰な負担とならないよう、分かりやすい整理をすることが重要である。新型コロナウイルスを受けての行政手続のオンライン化については、他機関・企業の事例も参考にして進めていただきたい」旨、木村委員より、「不特定多数と接触する現場の警察職員の感染防止を図るよう、機械化やオンライン化、業務の見直し等により、早めに対処していただきたい」旨、小田委員より、「警察でも勤務環境のリモート化が進められているが、利用するネットワークについて検証を進める中で、警察情報をネットワーク上でどう利用していくかも検討していただきたい。また、映像付き110番通報や災害時の現場映像の収集については、システム構築と同時に国民への呼びかけもしっかり行うことが重要である」旨の発言があった。