定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和7年10月9日(木)

午前1000分 〜 午前10時50分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 坂井委員長、宮崎、竹部、野村、秋吉、相星各委員

楠長官、太刀川次長、森元官房長、山田生活安全局長、谷刑事局長、早川交通局長、筒井警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官

片倉首席監察官

 

第3  議 事

1 議題事項

(1)「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく許可申請書の添付書類等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令案」等について

   生活安全局長から、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく許可申請書の添付書類等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令案」等について説明があり、原案どおり決定した。

 

(2)「国際連合安全保障理事会決議第千二百六十七号等を踏まえ我が国が実施する財産の凍結等に関する特別措置法施行令の一部を改正する政令案」について

「国際連合安全保障理事会決議第千二百六十七号等を踏まえ我が国が実施する財産の凍結等に関する特別措置法施行令の一部を改正する政令案」について説明があり、原案どおり決定した。

 

(3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)令和8年度採用候補者(国家公務員採用総合職・一般職試験合格者)の内定について

  官房長から、令和8年度採用候補者(国家公務員採用総合職・一般職試験合格者)の内定について報告があった。

 

 (2)警察庁サイバー・デジタル部門における技官採用候補者の内定について

    技術総括審議官から、警察庁サイバー・デジタル部門における技官採用候補者の内定について報告があった。

 

(3)全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭の開催について

   首席監察官から、全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭の開催について報告があった。

 

3 その他

(1)佐賀県警察に対する監察の実施について

   首席監察官から、佐賀県警察に対する監察の実施について報告があった。

   秋吉委員より、「この種事案の報道対応では、事実関係の正確性の確保はもとより、誤解を生じさせない説明も非常に重要である。広報の在り方についても十分指導していただきたい」旨の発言があり、首席監察官から、「佐賀県警察に対し、広報に当たっては、拙速に行うことなく、技術職員が行った不正に関し、その内容及びどのように捜査への影響がなかったのか等を丁寧に説明するよう指示した」旨の説明があった。

   野村委員より、「佐賀県議会からは、独立した第三者による調査が求められているところ、今回の特別監察で県議会等の納得を得られるか、認識をうかがいたい」旨、宮崎委員より、「警察庁や科学警察研究所の職員によって行われている特別監察の外部性について、県議会にきちんと伝わっていないのではないか。組織の立て付けから説明する必要があるのではないか」旨の発言があり、刑事局長から、「今回の特別監察や今後の計画監察を通じて、客観性を持って業務をチェックしてまいりたい」旨、首席監察官から、「今回の特別監察は、科学警察研究所の職員による専門的見地から客観的に確認し、第三者性の高い国家公安委員会から指導を受けるものであり、その旨を対外的に説明しているところであるが、こうした点については引き続き説明してまいりたい」旨の説明があった。

   竹部委員より、「本件のような事案において「第三者性」を指すのは、科学警察研究所、警察庁、国家公安委員会なのではないか。だとすれば今後同様の事案が起きた時に事態打開のために即応できる構えを取っておく必要があるのではないか」旨、宮崎委員より、「DNA型鑑定に関する不適正事案は、個別の事件捜査における不適正事案にとどまらない警察全体の信頼性に関わる根幹的な問題であり、不正が発覚した時点で速やかに対応すべきだったのではないか」旨の発言があり、刑事局長から、「佐賀県警察の対応について、より丁寧に指導すべきであった」旨、首席監察官から、「監察としても、対応や再発防止策について丁寧に指導すべきだった。」旨の説明があった。

   秋吉委員より、「今回の特別監察は、DNA型鑑定という科学的なものをチェックする体制として適切なのか。プライバシーに関わらない範囲で、科学的な部分について外部専門家の目を入れることも検討してよいのではないか」旨の発言があり、長官から、「今回の特別監察では科学警察研究所の専門家たる職員による鑑定結果の確認を行うこととしているが、今後、確認の方法自体の科学的妥当性について、外部の専門家から意見聴取することを検討している。今回の不適正事案を踏まえ、DNA型鑑定の体制等についても、外部の専門家から助言を受けることを検討している」旨の説明があった。

   宮崎委員より、「本事案が属人的な問題なのか、組織的な問題なのかを整理して公表すべき。属人的な問題だとしても、作業が遅延しがちな職員に対してどのように教育を行っていくのかなど、様々な角度から対策の検討を行っていただきたい」旨の発言があり、刑事局長から、「DNA型鑑定の体制や業務フロー等、組織的な問題にも視野を広げて、全国のDNA型鑑定の在り方を指導してまいりたい」旨の説明があった。

   委員長より、「警察と公安委員会は緊張関係にあり、世間一般では公安委員会に第三者性があるとは思われていないのかもしれないが、決してそうではないことを周知していく努力を平素から行ってもらいたい。また、不適正事案に対する一般的な対処方針をしっかりと検討していただきたい」旨の発言があった。